依頼 8 ページ8
銀時「それに、俺は頼まれればなんでもやる万事屋だ。」
「じゃ、じゃあ…僕達が頼んだら何でもしてくれるんですか?」
虎を引連れてる少年は銀時に聞いた。
銀時「ああ。それに、今もその目から流れてるのでもう頼まれたようなもんだ。」
4人は唖然とし、そして、誰も何も言わなくなった。
銀時「行くぞ。意地っ張りで困る兄ちゃん救うぞ。」
「はい。」
「…分かった」
「や…やります!」
「やるよ…やってやる!」
4人は涙を拭って、銀時の後に続いた。
こん「いや、サングラスは外しませんか!?」
こんのすけも遅れて遅れて銀時の後に続いた。
鯰尾「おれは鯰尾藤四郎!それでこっちは…」
骨喰「骨喰藤四郎。」
五虎退「僕は…五虎退です。」
乱「僕は乱藤四郎!」
銀時「おーう。俺は……まぁ銀さんとでも読んでくれ。」
銀時がそう言うと、4人は了承した。
すると目の前にもう1人少年がやって来た。
「…何してんだ?」
乱「薬研…」
薬研と呼ばれた少年は目の前で立ち塞がった。
薬研「何してんだよ…大将に見つかったらいち兄が!!」
乱「薬研!!いつまでもあの主さんの言うこと聞いてても、何も変わらないじゃん!!」
鯰尾「薬研、俺達は自分たちでいち兄を助けることにしたんだ。乱の言う通り、何も変わらないなら俺達が変える!」
五虎退「そこをどいてください!!薬研兄さん!!」
銀時「なぁあれ誰?」
骨喰「薬研藤四郎。俺達の兄弟だ。」
銀時「あれも兄弟なのか。」
銀時は薬研を見た。
薬研「…乱。俺だってそうは思ってる。何も変わりはしないって…」
乱「だったら!」
薬研「だけど、大将に逆らったらいち兄を助けるどころじゃなくなるだろ!?…そうなる前に、ここで戦ってでも止めてやる…!!」
薬研は刀を抜いて構えた。
乱と五虎退は刀を構え、鯰尾と骨喰は銃を構えた。
こん「いや、刀の意味!!」
こんのすけのツッコミは置いて、5人は衝突しようとした。
そして、薬研が4人に刀を振ろうとしたその時だった。
薬研「…っな!?」
銀時「やめとけ。お前の兄弟だろ?」
銀時が前に出て薬研の刀を木刀で止めた。
薬研「くっ!」
銀時「それにお前、刀振った時目つぶってただろ?」
薬研「っ!」
そう言われた薬研は図星をつかれ、刀を握る力を弱らせた。
銀時「目つぶった時点で、てめぇには兄弟を倒す覚悟なんてなかったんだ。」
50人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レイバー(プロフ) - 冒頭のノリw (2019年4月24日 15時) (レス) id: 3e7c56f50d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ