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依頼 37 ページ37

ちょうどその頃、いなくなってしまった一期の弟たちと左文字兄弟は、それぞれはぐれてしまっていた。


宗三「これは……随分と遠くへ来てしまった。というでしょうかね。」


江雪「主達の家は……どこに…」


小夜「五虎退…泣かなくて大丈夫だよ。」


五虎退「ごめんなさい……僕が船を追いかけたばかりに……」


船を追いかけて五虎退と小夜が走り、それを追った江雪達。
その途中で薬研達とはぐれてしまった。


宗三「薬研達ともはぐれてしまいまったようですね……まあ、大丈夫だとは思いますが…」


江雪「とにかく……人に訪ねて戻りましょう…。」


小夜「…あの人に聞いてみるよ。」


小夜はその辺にいた人に訪ねた。その人は刀を持っていた。


小夜「あの……」


「ん?何か用かい?」


目元を覆っていたアイマスクを取り外して素顔を顕にした。


小夜「えっと……銀時っていう人の家…知りませんか?」


「旦那の家?知ってますねぃ」


小夜「じゃあ、案内して貰えませんか?」


「……」


黒い服を着ていて髪が栗色。
アイマスクをつけていて、いかにも仕事サボってますと言わんばかりのやつなら、ご存知だろう。


小夜をまじまじと見つめて青年は無言になった。

そして小夜もその青年をじっと見つめる。

その様子を見ていて心配になった3人は小夜に近づいた。


宗三「小夜…どうかしたんですか?」


江雪「大丈夫ですか?」


五虎「小夜君!」


小夜「……」


3人が話しかけてもなお、小夜は見つめ続けた。


沖田「…まぁ、とりあえずあんたら……」


青年は小夜の目線になるようにしゃがんだ後、こう言った。


「逮捕ですぜ。」


にやりと笑って小夜に手錠をかけた。
するとその瞬間、江雪と宗三は血相を変えて自分の刀を持って青年に斬りかかった。
青年は難なく避けて、江雪と宗三にも手錠をかけた。


「公務執行妨害……ってことで逮捕。」


五虎退はその様子を見て自分もなにかしなきゃと思い、小夜のかけられた手錠を取ろうと刀を使った。
だけども、手錠は取れなかった。


「あんたも共謀って事で逮捕。これでサボりがバレずに済みますぜ」


4人に手錠をかけて笑う青年。

青年の名は沖田総悟。
真選組一番隊隊長である。

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レイバー(プロフ) - 冒頭のノリw (2019年4月24日 15時) (レス) id: 3e7c56f50d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヘレ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年4月1日 0時

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