Story.28 ページ27
勇太「え、うまっ、え」
玄樹「もー、神宮寺、落ち着いて食べなよー」
落ち着きのない神に、注意する玄樹くん。
でも、顔は笑顔で…楽しいって顔が語ってる。
勇太「お母さんのご飯よりおいしい」
「神、お母さんが可哀想だからやめてあげて」
玄樹「ママさんに行っちゃお〜♪」
勇太「玄樹、言うなよ!? 絶対言うなよ!?」
なにそのコント。楽しそうだから良いけども。
「あー、お腹いっぱい。」
そう呟くと、こっちを見て無言で手を出してる神。
真顔やめて、真顔。
「な、なに?」
勇太「ちょうだい」
「なにを?」
勇太「ゼリー」
神はデザートのゼリーが気に入ったようで…
神のゼリーの入れ物の中には、ゼリーの姿はなかった。
そしてゼリーの曲まで作ってる。
作詞・作曲…神宮寺 勇太
『ゼリーは美味しいよ〜♪ YEAH!』
でもそこは私も譲れない。
このゼリー、絶対美味しい!!
「やだ、ゼリーはあげない!」
勇太「お腹いっぱいなら、いいじゃん!」
「ゼリーは別腹なの!」
勇太「太るぞ」
「おいごら」
勇太「けち!」
「もーしょうがないなぁ。」
ムスッとしてるじんに、降参して「しょうがないなぁ」と言うと顔がキラキラ輝き、笑顔になった。
「はい。お味噌汁」
勇太「お前、嫌いなだけだろ」
「だって!! キノコ!! 入ってる!!」
勇太「食えよ」
「むりムリ無理!! キノコなんて絶対無理!!」
勇太「お前はアホか」
玄樹「Aちゃん、落ち着いて!!」
キノコおおおおおお、と叫んでいると結局は食べてくれる神。
勇太「ったくよぉ、ちゃんと食えよな。
だから…」ボソッ
なんてひどい事を言いながら。
絶対でぶ、とか太る、とか言ってるんだろうなぁ。
でも、そんな事を言いながらでも食べてくれる神にゼリーを差し出すと
勇太「え!? いいの!? まじで!?」
なんて騒ぐ。
大声で騒ぐもんだから、みんなが見てくる。
神の手の中にあるゼリーを見て、みんなが騒いだのは内緒。
〜〜〜〜〜〜
『お前ゼリーもらったの!?』
『うわ、ないわぁ!!』
『A、なんで俺にくれねぇんだよ!』
『松倉さん太っ腹!!!』
…ゼリーは大変人気なようで。
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*. 安 る あ *.(プロフ) - ☆松村優菜☆さん» うわぁ、すごく嬉しい…(´;ω;`) ありがとうございます!! (2016年1月6日 23時) (レス) id: 9cc0142526 (このIDを非表示/違反報告)
☆松村優菜☆(プロフ) - *. 安 る あ *.さん» 頑張ってください! 楽しみにしてます! そして応援してます☆彡 (2016年1月6日 18時) (レス) id: c6c86a4a7b (このIDを非表示/違反報告)
*. 安 る あ *.(プロフ) - ☆松村優菜☆さん» そう言ってもらえて嬉しいです! ありがとうございます! 頑張りますι(`・-・´)/ (2016年1月6日 15時) (レス) id: 9cc0142526 (このIDを非表示/違反報告)
☆松村優菜☆(プロフ) - 初めて見させてもらいました!! 更新してほしいです!! 続きが気になって仕方ありません!! (2016年1月4日 19時) (レス) id: c6c86a4a7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*. 安 る あ *. | 作成日時:2015年10月12日 22時