Story.20 ページ20
「るんるんっ♪」
玄樹・勇太「…」
松村くんの事があってから、ウキウキランラン気分の私…
を不思議そうな、冷たいような目で見てくる玄樹くんとじん。
勇太「お、おい、A」
「んー?」
玄樹「な、なんか大丈夫?」
「大丈夫ー♪」
いつもだったら「なにが?」なんて言うけど、今日は違う。
心が踊りすぎて、ツッコむこともなく、ただただ普通の返事をする。
後ろから『まじアイツ、大丈夫?』なんて聞こえるけど、それどころじゃない。
松村くんが言った『俺の女』が頭から離れない。
しかも、近くにいた玄樹くんたちよりも早く気付いて助けてくれた。
ただそれだけなのに、嬉しくて嬉しくて…さっきから期待ばっかしている。
?「よっ!!!」
そう話しかけて来たのは、岸くん、顕嵐ちゃん、宮ちゃん。
「あ、やっほー♪」
海斗「テンション高っ!!www」
「うん、宮ちゃんに言われたくない」←
海斗「は、ひどい!!」
みんなで話しているのに、なぜか顕嵐ちゃんが話に入ってこない。
いつもなら『俺を忘れないでよー!』って来るのに…
少し遠くにいる顕嵐ちゃんに近付き、声をかける。
「顕嵐ちゃん?」
顕嵐「…ん?」
「どうしたの?」
顕嵐「なんでもないよ」
どう考えても顕嵐ちゃんのテンションが低い…
どうしたんだろう…
「顕嵐ちゃん、なにかあったなら言ってよ。
いつもみたいに元気な顕嵐ちゃんがいい。」
顕嵐「…の……す。」
「ん?」
顕嵐「北斗のこと見すぎ。」
「松村くん?」
顕嵐「さっき、変な男から助けてもらった時とか、ずーっと見てたじゃん。」
やっぱりいつもの顕嵐ちゃんじゃない。
私が松村くんを見てても、こんな顔はしないのに。
すると顕嵐ちゃんが一言…………
.
顕嵐「なんで俺じゃなくて、北斗なの。」
113人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
*. 安 る あ *.(プロフ) - ☆松村優菜☆さん» うわぁ、すごく嬉しい…(´;ω;`) ありがとうございます!! (2016年1月6日 23時) (レス) id: 9cc0142526 (このIDを非表示/違反報告)
☆松村優菜☆(プロフ) - *. 安 る あ *.さん» 頑張ってください! 楽しみにしてます! そして応援してます☆彡 (2016年1月6日 18時) (レス) id: c6c86a4a7b (このIDを非表示/違反報告)
*. 安 る あ *.(プロフ) - ☆松村優菜☆さん» そう言ってもらえて嬉しいです! ありがとうございます! 頑張りますι(`・-・´)/ (2016年1月6日 15時) (レス) id: 9cc0142526 (このIDを非表示/違反報告)
☆松村優菜☆(プロフ) - 初めて見させてもらいました!! 更新してほしいです!! 続きが気になって仕方ありません!! (2016年1月4日 19時) (レス) id: c6c86a4a7b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:*. 安 る あ *. | 作成日時:2015年10月12日 22時