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96猫「ん〜〜!!!終わったぁ!みんなお待たせ!帰ろか!」
そらる「やっと終わったか…。」
浦田「はやくかえろーぜー」
なんとこの生徒会、全員が自分の作業終わるまでみんな帰れないらしい。なので私はずっと
96猫さんの作業を見ていた。
でも確かに時間はかかるけど、誰よりも正確に仕事をこなしているのでミスがない。
これはこれですごいと思う。
天月「ねね、新しく入ってきてくれた神崎さんのお祝いしようよ」
そらる「俺もうした」
天月「ええ!?はやくない?」
そらる「まあ、何するのか知らないけど
俺は不参加ってことで」
この人…極度のめんどくさがり屋だな…。
『あの、お祝いとか大丈夫ですので。
気にしないでください』
天月「だーめ!ちゃんとやるの〜。
坂田も賛成でしょ?」
坂田「へ?」
話聞いてたのかもわからない人に
きいたな天月さん。
天月「とにかく!ホームパーティーにしよ!
賛成の人〜」
96猫「はーい!!わし絶対参加!」
浦田「俺もやる〜」
坂田「おれも!おれも!」
まふまふ「ボクも行きたい!」
そらる「おれは不参k」
天月「全員参加かな??
よーし、じゃあ家はそらるさんの家にしよ!」
96猫「わーい!」
そらる「おいおいおい」
天月「せっかくの新入生ちゃんだよ?
会長が不参加じゃ意味無いでしょ?」
そらる「…」
あ、黙った。天月さんはなんかいろいろと
すごいなぁ。
風の速さで物事を解決していく…(半ば強制)
そらる「…わかったよ…俺の家でやれば
いいんだろ…」
坂田「やった〜!」
『あ、あの、なんか…すみません。
ご迷惑ばかりお掛けしてしまい…』
そらる「…別にいいよ。ほら、早く帰るぞ」
あ…怒らせてしまったかな。
ーー
96猫「ばいばい神崎さーん!また明日!」
坂田「ばいばーい!」
浦田「じゃね」
まふまふ「さよーならー!」
そらる「…じゃ。」
『はい。きょうはありがとうございました』
なんと私以外みんな逆の方向だから
ここでお別れ。
ホームパーティーは明後日になった。
楽しみ、なのかな。
分からない。
でも。
少なからず嬉しさはあった。
だから…まあ、楽しみなんだ。
久しぶりだな。こんな感情。
『…空が真っ赤』
夕方だ。
早く帰ってご飯作ろう。
お腹すいた。
『…はやく、こないかな』
ぼそっと呟いた独り言は誰にもきかれることなく、茜色に染まった空へと消えていった。
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はんぺん野郎(プロフ) - 夏猫さん» コメントありがとうございます!そこの場面個人的にも良いなと思いました…笑 (2019年4月3日 22時) (レス) id: 8470a177eb (このIDを非表示/違反報告)
夏猫(プロフ) - そらるパ─ンチまふまふキ─ックそらるんのアホ!が好きです(´・ω・` (2019年4月3日 15時) (レス) id: 1e7a204824 (このIDを非表示/違反報告)
はんぺん野郎(プロフ) - 碧依さん» コメントありがとうございます!しません…尊いですね…口調とか性格とか合ってるか分かりませんが、そう言っていただけて嬉しいです…! (2019年3月30日 10時) (レス) id: 8470a177eb (このIDを非表示/違反報告)
はんぺん野郎(プロフ) - 優輝さん» いえいえ!またいつでもお待ちしております! (2019年3月30日 10時) (レス) id: 8470a177eb (このIDを非表示/違反報告)
碧依(プロフ) - しません...尊すぎます (2019年3月30日 2時) (レス) id: a2752df086 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はんぺん野郎 | 作成日時:2019年2月15日 23時