百廿漆話 ページ27
サ｢呼んでるって聞いて来たよ〜！どうしたの？｣
『サッチ』
サ｢うん。この人たちがお客さん？こんにちはー｣
ｳﾞｨﾗﾝｽﾞ｢こんにちは．．．｣
サ｢今日の夕食はこの人達と？｣
『うん』
サ｢了解。会食用の部屋だね。｣
『うん』
サ｢何にする〜？和食？｣
『．．．ナイフフォーク、スプーンで食べれるようなやつ。』
サ｢はいよ。
．．．ざっと一時間半くらいもらおっかな。｣
『分かった。お願い。』
サ｢任せな！オヤジらはいつものダイニングで食べてもらっとくからね〜｣
『うん』
サッチが去っていく。
『一時間半．．．地獄めぐりでもするとしようか？』
イ｢この宮とその周辺だけでも充分潰れるだろうさ。｣
『では、そうしよう。』
全員で、宮とその周辺を探索し始める。
ﾏﾚﾌｨｾﾝﾄ｢．．．．．．？｣
ﾏﾙﾌｨ｢？どうかなさいましたか？｣
ﾏﾚﾌｨｾﾝﾄ｢少しね。
．．．質問してもよろしいですか、鬼宮様。｣
『何じゃ？』
ﾏﾚﾌｨｾﾝﾄ｢この宮に満ちている力は何でしょう？
我々の世界の魔力とは全く異なるように感じるのですが．．．｣
『あぁ．．．神力、あるいは霊力、とでも言うものかのう。
我は神籍に名を連ねる者故、神力も多少漂っておろうが、この場に満ちる気は、どちらかと言うと、所謂霊力の方が多いな。』
ﾏﾚﾌｨｾﾝﾄ｢神力．．．霊力．．．｣
『我はどちらも使えるが、神力は言わずもがなであろう？
霊力は、基本的には皆少なからず持っておる。ここにそれが満ちているのは、ここが地獄である事と、私の宮に居る者らが関係しておるな。』
ﾏﾚﾌｨｾﾝﾄ｢ふむ．．．｣
『．．．皆少なからず持っておるとは言えども、それは私の管轄する世界の話。
そなたらの世界に必ずしも当てはまるものではないな。私の世界に魔法の存在が殆ど無いのと同じよ。』
ﾏﾚﾌｨｾﾝﾄ｢そうですか．．．｣
その後も話しながら宮やその周辺を探索し、
夕餉を一緒に食べた。
『では、くれぐれも、契約内容を忘れずに、のう？』
V｢えぇ、それはもちろんです。ありがとうございました。｣
食後に元の場所へ転送し、この話は一時幕を閉じた。
イ｢．．．霊力と神力では、まごうことなく神力が上だとわかるけれど、魔力とだとどうなるんだい？｣
『見た通り、神力が上だよ。』
イ｢はは、そうかい。｣
『．．．霊力と魔力となると、使い手次第．．．かな。』
イ｢！！そうかい．．．俺も使えるようになるかねぇ、霊力。｣
続く
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宵桜の館(プロフ) - たくあんさん» ありがとうございます！時間はかかりますが、少しずつ更新再開しますので、よろしくお願いします！！ (2022年6月6日 7時) (
レス) id: 3929f2196b (このIDを非表示/違反報告)
たくあん - 宵桜の館様........。なんですか！？この素晴らしい小説は！続きが気になります！ (2022年6月1日 17時) (レス) @page21 id: fcc490c4df (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - シンアさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2021年11月30日 9時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)
シンア(プロフ) - 宵桜の館様！めちゃめちゃ面白かったです！みんなが死んじゃって悲しかったケド、死後でみんなと会えててうれしかったです！！これからも頑張ってください！ (2021年11月30日 0時) (レス) @page21 id: a3f48aea4e (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - sakisakuさん» ありがとうございます！！是非お願いします！ (2021年11月4日 12時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宵桜の館 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Yozakura_hmp/
作成日時：2021年6月9日 10時
