百廿陸話《契約》 ページ26
『ふむ．．．そうだな。』
V｢．．．｣(ｺﾞｸﾘ
『こちらからもいくつか条件を設け、契約という形で事をおさめるとしよう。』
ｱｰｽﾗ｢(契約．．．？ほう．．．)｣
V｢その条件とは、一体．．．？｣
『そうじゃな．．．
まず、私の人の子の魂をそちらへ連れていく前に、最終確認として私の元へ連れてくること。』
V｢この地獄の、貴女様の元へ．．．ですか？｣
『その通りじゃ。』
V｢ほう．．．｣
『そして、何か問題事が生じた場合、必ず私へ伝達すること。』
V｢はい。それはもちろん。｣
『そして、そうだな．．．そのうちそちらの世界の見学でもさせておくれ。』
ｳﾞｨﾗﾝｽﾞ｢！！？｣
ﾏﾚﾌｨｾﾝﾄ｢．．．是非お越しくださいな。｣
『ふふ、そうか。ありがとう。
では最後だ。』
V｢．．．｣(汗)
『これは浦ノ安の尊の協力も要るがな。』
浦｢はい、何でしょう？｣
『最近、不穏な気配が近付いてきておる。』
皆｢！！！？｣
『その不穏な気配の行先は、其方らの活動する場所、我が日本のディズニーだ。』
浦｢っ！！？｣
『ふふ、私も良い機会に恵まれたものだ。
どのような事であれ、ディズニーの者達が総出になるような事件、闇のものが来た時、直ちに私に、こちらに知らせること。』
V｢それは．．．一体．．．？｣
『とは言っても数年は後じゃがな。
故に今はまだ、不穏な黒い気配、としか言いようがないな。
飲み込まれる前に呼ぶのじゃぞ。力を貸す程度はさせよ。』
V｢．．．分かりました。(よく分からないけど)｣
『では、契約としようか。』
Aの手から、硝子が薄く伸ばされた様な巻物が出てくる。
それに、契約内容がスラスラと勝手に記されていく。
ｱｰｽﾗ｢(どうやってるんだい、あれは．．．)｣
『ここに、私と十王、そしてMr.Vとマスターヴィランズに署名をしてもらう。』
十王｢御意に。｣
V｢分かりました。｣
契約書に、全員がサインする。
最後にAがサインすると、契約書が光り、その手の中に姿を消す。
『これで契約は完了。
帰って良いぞ、十王達。』
十王｢！！はい、公務に戻ります。失礼致します。｣
十王とその補佐官達が退場する。
浦｢．．．．．．私達は．．．｣
『ふふ、話していればもうこんな時間じゃ。
夕餉でも食べていくといい。』
浦｢！．．．おや、ありがとうございます。お言葉に甘えさせていただきます。｣
ｳﾞｨﾗﾝｽﾞ｢！！？｣
イ｢すぐ用意させよう。｣
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宵桜の館(プロフ) - たくあんさん» ありがとうございます！時間はかかりますが、少しずつ更新再開しますので、よろしくお願いします！！ (2022年6月6日 7時) (
レス) id: 3929f2196b (このIDを非表示/違反報告)
たくあん - 宵桜の館様........。なんですか！？この素晴らしい小説は！続きが気になります！ (2022年6月1日 17時) (レス) @page21 id: fcc490c4df (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - シンアさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2021年11月30日 9時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)
シンア(プロフ) - 宵桜の館様！めちゃめちゃ面白かったです！みんなが死んじゃって悲しかったケド、死後でみんなと会えててうれしかったです！！これからも頑張ってください！ (2021年11月30日 0時) (レス) @page21 id: a3f48aea4e (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - sakisakuさん» ありがとうございます！！是非お願いします！ (2021年11月4日 12時) (レス) id: 7497236953 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宵桜の館 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Yozakura_hmp/
作成日時：2021年6月9日 10時
