三十八歩目 ページ40
二郎side
外は真っ暗になり時計を見れば7時半を回っている
先生たちが来て「とりあえずお前は旅館に戻れ」と言われた
Aちゃんのことが気になったが俺にはどうすることもできないから先生の言うことに従った
旅館までの道のりがとても長く感じる
バスに乗っているとはいえ時間の流れが遅くなっているようだ
旅館に戻ると藤野と天城が駆け寄ってきた
「Aは！？」
「大丈夫だったのですか？」
二人はよほど心配だったようだ
頭が濡れていてタオルを掛け、風呂から上がって髪の毛を乾かさずに来たことがわかる
「Aちゃんは今病院で手術受けてる。医者曰く後遺症とかが残るかもって」
「そんな…」
「そうですか…二郎さん教えてくださってありがとうございます。」
突然のことに言葉を失っていた
まあそんな反応になるよな
後遺症って聞いただけで怖くなる
恐怖に駆られる前に俺にはやるべきことが一つある
俺はとある人を人気のない旅館の庭へ呼び出した
「お前さ……いい加減にしてくんね」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 66人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
女王(プロフ) - カミサマさん» 応援ありがとうございます。ご期待に添えるようこれからも頑張って更新を続けます！ (2021年6月21日 20時) (
レス) id: c75b1bd3e5 (このIDを非表示/違反報告)
カミサマ(プロフ) - 面白いです！続き楽しみにしています！ (2021年6月21日 20時) (レス) id: 18de018685 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：クーカー | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/mmyu671
作成日時：2021年5月5日 16時
