四話【イベント】『サマーフェスタ!』 ページ9
.
「ばっしゃーん!へへっ、冷たいねー!」
「ふふっ、お返しですよっ!それっ!」
「うきゃっ!やったなこのぅ!そうれっ!」
今、僕達は学園裏の砂浜に来ている!
中々広くて楽しい……!
あ、3Aの人たちも居るよ!
仲が悪い?性格違う?ご都合主義だよ!
「あー、あっついんだけどぉ。肌が焼けちゃうじゃん………」
「サマーフェスタの練習だし、それは取った方がいいかもよ」
「はぁ?嫌に決まってるよ。紫外線はお肌の天敵でしょぉ?」
「瀬名!羽風!海水はまだ冷たくて気持ちいいぞ!一緒に来ないか?」
「行く行く〜♪」
「……はぁ、少しだけだからねぇ」
「……ふふっ、敬人も行ったらどうかな?」
「俺は生徒会の仕事を持ち込んでいるから無理だな。英智、お前もここに居るならやれ。普段やっていない分までな」
「あ、僕も皆に混ざってくるね〜♪」
「あ、おい!」
「何か歌って踊ろうかな〜?」
「あっ!音萌ちゃん!ここは『エアリアル・ドライブ』で!」
「ふふふっ……よぉし、少し本気出しちゃうぞぉ!
リアちゃん音楽よろ〜♪」
「何だ何だ!ミニライブか、楽しそうだな…☆」
「ふぅん……まあ気になるし、ここから見ててあげる」
「水に足取られても動けるのかぁ……凄いねぇ、本業アイドルは……♪」
「天ヶ瀬ー!俺も踊るぞ☆入れてくれー!」
「オッケー!二人用振りに変えるね!」
「楽しそうななミニライブだなあ!ママも後で混ぜてくれよお!」
「……おーい敬人〜良いことを思い付いたよ」
「……はぁ、今度は何だ」
「次のサマーフェスタは海辺でやろう。彼女の歌が一番映えるのは多分水辺だからね」
「ふむ、中々に良い案だな。先生にも申請を送っておこう」
「♪〜〜♪〜〜♪〜〜♪」
「♪〜〜♪〜♪」
「決めっポーズいっくよー!」
「わかった!」
「……せーの!」
「いぇーい!(有名なヒーローポーズ)」
「とぉーう!(↑と反対の手で同じポーズ)」
「………何か乗って来たし、次は俺も踊ろっかな♪」
「音萌さん!俺も踊るぞお☆」
「一人だけ残るのも癪だしぃ、俺も踊ろうかなぁ」
「オッケー!
なら……え?うん、了解!
……リアちゃん、『ダイブ・トゥ・ブルー』でお願い!」
「分かりました!」
「……ああ、そうそう。後でダンスの動画を撮りたいんだけど…いいかな?」
「はぁ?何でそうなったの?」
「僕が頼んだんだよ。その理由を今から説明するから、しっかり聞いておいてね」
五話【イベント】『ダイブ・トゥ・ブルー』→←断章『正義の味方になりたかった男と、ヒーローになりたい青年』
7人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ