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実力を示せ 参 ページ22
背中が痛い。
受け身を取らなければ意識を失ってた。
追撃が来ない。
舐められてるんだ。
そう思うと、少し怒りを覚えた。
ジャリ、と石を幾つか掴む。
見てろよ、この野郎。
忍には忍の戦い方が在るんだからな。
不死川「__!」
私はクナイを投げるように、鋭い軌道で石を相手の目を狙って投げた。
幾つでも、何度でも。
当たるなんて思っていないが、それでも投げ続きる。
また一個、投げると同時に思い切り地面を蹴った。
木刀を振りかぶる。
___ガッ!!!
手応えが曖昧だ。
如何やらこの攻撃は防がれたみたいだ。
証拠に不死川さんが私の木刀を腕で受け止めていた。
たん、と不死川さんの腕を蹴ってもう一度距離を取り、また石を投げ続けた。
そしてもう一度、一個投げると同時に地面を蹴って、距離を一気に詰める。
不死川「ンな同じ手が何度も通用するかァ!!」
判ってるわ、馬鹿。
私は脚を止め、不死川さんの攻撃は空を切った。
攻撃をずらし、片手に持っていた木刀を持ち替え、不死川さんに向かって突いた。
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作者名:狂桜 | 作成日時:2019年10月28日 21時