【銀魂】真選組の死神ちゃん2

脅し文句は聞き飽きた ページ24

男「ようこそ、副隊長サン」


ソファに座っていたのは思っていたより若い男。
恐らく二十代かな？



貴「お前が蒼月党の頭か？」


私がそう聞くと男はフッと笑う。

めんどくせー、さっさと答えろよ。



男「残念だがリーダーは別にいる。
副隊長サンを殺したがっているのはそいつさ」



貴「ふぅん、別に頭が誰だろうと殺されるつもりはないから。」



頭がこいつじゃないなら誰だろう？

他の奴等はゴロツキみたいな感じでたいして強くはなさそうだしな…。



男「だがそう強がっていられるのか？
こっちには人質がいるんだぞ？」



そう言い、指をならすとなつきさんと遥斗の近くにいたゴロツキが二人にナイフをつきつける。


小さく悲鳴をあげる二人を見ながら周りのゴロツキ達はニヤニヤと笑う。


男「人質を殺されたくなかったら抵抗しないことだな。」


貴「クソ野郎ですね」


私の返答に腹が立ったのか男は銃をなつきさんにむける。


男「口には気をつけろ、クソガキが」


な「Aさんすみません！

私が……私が弱いからAさんまで…！」


今にも泣きそうな震えた声で自分を責めるなつきさん。

2人を守れなかったのは私たち真選組。
謝るのはこっちの方なのに、なんて思った時。


男の後ろにあったドアが嫌な音をたてながらゆっくりと開く。



？「久しぶりだなぁ、A」






貴「……っなんでここにいる！！









クソジジイ！！」







目の前にいたのは、大嫌いな父親だった。







.


日和みぃから

マジで更新遅くてすみませんでしたぁぁ！！
でもこれからも遅いと思うのでご了承ください！

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