上司の言うことは絶対 山崎side ページ22
土「おい山崎、Aのこと見張っとけ」
山「えぇっ!?俺がですか!?」
そんな会話を副長としたのが数分前。
俺は今Aさんの部屋の天井裏にいる。
だからこれは断じて覗きとかではない。
何十回も部屋から脱出しようとしたAさんが悪いんだ!と軽く現実逃避している…。
Aさんはそんな俺のことも知らず、部屋でくつろいでいる。
……全然部屋から出ようとする様子ないんだけど。
ちょっとぉぉぉ!!!それじゃあ俺がただの覗き魔になってるじゃんんん!!!
Aさんにバレないように心の中で叫んだとき、突然携帯の電子音がなった。
ヤバイ…、携帯の電源切り忘れた…?と焦るがどうやらAさんの携帯のようだ。
音からして恐らくメールだろう。
そのメールを見た瞬間、Aさんの表情が変わった。
ここからじゃメールの小さい文字は見えないが、辛うじて最後の写真だけは見えた。
椅子に縛りつけられている女性と子供。
なつきさんと遥斗君だ。
まさか蒼月党の奴等がAさんをおびき寄せるために…!?
するとAさんはおもむろに押入れからパソコンを取り出し調べものを始める。
しかし五分もしないうちにパソコンを閉じてしまった。
Aさん滅多にパソコン使わないのに…、ふと俺にこんな考えがよぎる。
もしかして場所を調べているんじゃ…。
蒼月党の奴等が指定した場所をAさんが知らなかったら……。
いつの間にか隊服に着替えたAさんは睡眠スプレーで見張りを眠らす。
今は会議中だから外に人はいない。
早く副長に報告しないと……!
報連相を忘れずに 土方side→←【特別編】○○しないと出られない部屋 後編
60人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪乃(プロフ) - 続き待ってます (11月30日 23時) (レス) @page24 id: 3057047a96 (このIDを非表示/違反報告)
日和みぃ(プロフ) - ありがとうございます!最近更新出来てませんが、更新できるようがんばります! (2019年1月24日 22時) (レス) id: 56e23c94df (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - 最近この作品見つけたんですけど、ドツボにはまりました!!!!!次の更新楽しみに待ってます! (2019年1月23日 18時) (レス) id: 5a9a4380ee (このIDを非表示/違反報告)
日和みぃ - ネタがつきている日々です! どなたかリクエストください! (2017年12月16日 13時) (レス) id: 56e23c94df (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:日和みぃ | 作成日時:2017年12月7日 22時