夜空は綺麗で2 ページ8
兄さんside
Aを挟んで川の字になって寝る。....極端に片方短いけども。
ni「今日...俺達兄弟に会ってどうだった？正直に言ってほしい。」
「....すごい、元気があるなあ、と思いました。十四人も家族がいて、皆すごい楽しそうで」
ni「....うん。それで？」
「...少し怖かったです。こんな幸せそうな家族に自分も入っていいのかなって。完成された家族の輪に入っていいのかなって。」
syp「....そんなんさ」
「で、でも...」
syp「ん？」
「. .楽しかったです。鬱さ...大先生が作ってくれたご飯も美味しくて。ショッピお兄ちゃんも僕と仲良くしてくれて。」
syp「!!」
ショッピが少し顔を赤らめた。普段表情が出ることはあまりない小学生ながらにクールな少年だけども、チーノや自分よりも年下の子どもにはとても優しい。Aは特に数少ない弟になるし、仲良くしたいと思っていたんだろう。
そしてショッピの思いはAに伝わっていた。こんなに嬉しいことはないだろう。
「こんなふうに僕を歓迎してくれて、嬉しかったです。だ、だから！」
Aは起き上がり、何故か正座をした。
「これからもよろしくお願いします!!」
syp「...うん!!」
ni「...ふふっ」
こちらもよろしくお願いしますとショッピが正座をする。
ぺ神ではないが、本当に可愛い弟達だ。
ni「ショッピ、A、おいで。」
俺も起き上がり、二人に手招きした。
そして近づいてきた二人を目一杯に抱き締めた。
「!?」
syp「に、兄さん...」
ni「見てみろ、星が綺麗だ。」
白い光、黄色い光。数多の星が夜空に輝いていた。
「わあ....」
ni「ゆっくりでいい。ここに来て良かったって、家族になれて良かったって言えるように...お前は我々一家の大切な末っ子だから。」
syp「ようこそ、僕らの家へ。」
「...うん...!」
嬉しそうに笑うAと照れくさそうなショッピを俺はさらに抱き締めた。
〜朝〜
ut「兄さん〜..ってありゃ。」
tn「ショッピくんもAも抱き締めて...でも二人とも嬉しそう。」
ut「ぺ神が聞いたらショック受けそうw...あ、ゾムとエミさん起きてきたわ。ご飯つくろ、トンち。」
tn「ん。今いく。...ちょっと待って。」
シャッター音と共に刻まれたのは幸せそうなショッピとAを抱いたまま気持ちよさそうに眠る兄さんの写真だった。
続く (更新停止中)
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動かない点P - 幸せ過ぎて感動です…！素敵な小説ありがとうございますｯ꒰ঌ(っ˘꒳˘ｃ)໒꒱ (6月3日 12時) (
レス) @page8 id: 0a778e8a17 (このIDを非表示/違反報告)
黒井 屑(プロフ) - この作品が好きです。あと小指大事にして下さい。 (2019年10月13日 0時) (レス) id: 3248997e70 (このIDを非表示/違反報告)
ひろろ(プロフ) - すこさん» ああありがとうございます!!これからも夢主くんと我々一家の物語をどうか見守ってあげてください!!!て (2019年10月8日 7時) (レス) id: 2e873bc567 (このIDを非表示/違反報告)
ひろろ(プロフ) - ロアさん» か、神作品だなんて恐れ多い!!コメントありがとうございます!! (2019年10月8日 7時) (レス) id: 2e873bc567 (このIDを非表示/違反報告)
すこ - 幸せな家族すぎてじわっときましたほんわか小説良き (2019年10月8日 0時) (レス) id: 73c5ecbfda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひろろ | 作成日時：2019年9月28日 21時
