【文スト×暗殺教室】これは仕事

22話 赤眼 ページ26

(芥川)「ん……」

ﾋﾞｸｯ!

A「！！」

羅生門で殺られるかと思った……

A「あのー…芥川さん」

(芥川)「……何だ」

ゆっくり目を開け、睨んでくる

A「部屋で寝よう、風邪ひくよ？」

(芥川)「風邪など引かぬ」

A「……太宰さんに云ってくるよ」

(芥川)「……」

(芥川)「仕方ない……」

A「だよね！」ﾆｺﾆｺ

(芥川)「羅生門」

A「え」

体に巻き付き、引きずられていく

A「何で？」

無理矢理寝かされた

ー朝ー

ｺﾞｿｺﾞｿ…

A「あれ？コンタクトがない」

片方だけ落としたようだ

A「どうしよう……」

片方だけつけてもなぁ

(太宰)「Aちゃーん！！」

ｷﾞｭｯ

(太宰)「……？何してるの？」

A「う、ウインクの練習…です。」

(太宰)「ふぅん……？」

A「……」汗

(太宰)「取り敢えず、目、開けて？」ﾆｺｯ

A「え……」

最悪だ

A「無理なんですよ、片方だけ開けるの」

(太宰)「いや、両目」ﾆｺﾆｺ

あ、之、楽しんでるわ

A「……」

(太宰)「羊羹奢ってあげる」

ﾊﾟﾁｯ

A「本当ですか！？」

(太宰)「あ」

A「あ」

沈黙

(太宰)「へえー、こんなの隠してたんだ」

A「っ……」

A「……隠していました。なので……判りますよね」

A「あまり見ないでください」

(太宰)「私は綺麗だと思うよ〜？」

A「……そうですか」

スッと手を出す

(太宰)「？」

A「……包帯ください」

…………

A「四年前の太宰さんを思い出して……」

(太宰)「へえ……」

クルクルと包帯を目に巻いていく

(太宰)「如何してそこ迄して、見せたくないのか教えてくれないかい？」

A「……」

A「云えません」

(太宰)「あ、此処緩んでる」

A「どうも」

ｽｯ…

(敦)「太宰さーん」

(太宰)「ん？何だい？」

(敦)「……」

A「うぉー、敦さーん……」

(敦)「……やられたんですか？」

A「やられてません」

A「僕自身がしたいと思ったんだ」

(敦)「え」

(太宰)「髪を切ったら私に似るんじゃないかと思っているのだよ」

A「其れはないですね」ｷｯﾊﾟﾘ

(敦)「え……新美さんが自ら……？」

A「あ、太宰さんの真似をしているわけじゃないよ？一寸ね……」

(敦)「え！？怪我ですか！？」

A「ううん、怪我じゃないよ！」

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……To be continued

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