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＊
『……おはようございます』
静雄「あー、おはよう」
彼は、まだ眠いのか、半分寝惚けたように、
『……あの、今から朝ごはん作るので。』
静雄「おー、じゃぁ、シャワー浴びてくるわ」
そう控えめに話しかけると、彼は彼女の頭を一撫で、ふた撫ですると出ていった。
______________
「『……いただきます』」
朝食での二人の会話は殆どない。あるとするなら、今日何時に帰るか、何時に出勤するかの、ようは事務的なことである。
しかし、今日は違った。
静雄「……その、高校には慣れたか」
『え?』
味噌汁を啜りながら、静雄がそう問いかけたからである。梨恋は、突然話しかけられたことに、若干戸惑いながらも『……まぁ、多少は』と返した。
そして、食べていた箸を止め俯いたかと思えば、申し訳なさそうな
『……すみません。此処に置いて下さる上、その、学費とか、制服の費用まで、負担させてしまって………本当に、ありがとうございます。』
静雄「んなコマケーこと気にすんなよ…俺が好きでやってんだからよ。オメーが笑って過ごせてんなら…俺は、それでいいんだ」
『……笑って、ですか。最近、笑えてますかね?』
静雄「無理に笑って欲しい訳じゃねーんだ、ただ普通にその…上手く言えねーけど、その日１日になにか1つでも楽しかったことがあれば…いいんじゃねーか？」
『楽しかったこと……』
そう言われて、浮かんだのは……
紀田《ねー、梨恋って呼んでいい?》
『あ……
妙な友達なら、できた、ような気がします。
……でも、向こうは友達じゃなくてただのクラスメートとしか思っていないでしょうけど。
楽しかったといえば、楽しかった……かも、しれないです。』
静雄「良かったじゃねーか」
『え?』
ポカンとする彼女に、彼は続けた。
何処か、照れくさそうに。
「オメーが楽しいって少しでも思えんなら…いい日だったんだろ。」
『……そうですね、ありがとう、ございます。』
静雄「そ、それに……」
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ユキ(プロフ) - エレインさん» ありがとうございます！これからもがんばります。 (2016年8月22日 15時) (
レス) id: 2b716bd248 (このIDを非表示/違反報告)
エレイン - とっても可愛らしいイラストで感動しました！小説も面白いし素晴らしいです！これからも頑張ってください！ (2016年8月22日 11時) (レス) id: b8676a81ac (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - あおがみさん» あれ？知らなかったんですか？ (2016年5月15日 4時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
あおがみ(プロフ) - 鈴村ってお人よしだったんだｗ初耳ぃ！ｗ (2016年5月15日 1時) (レス) id: d3ead911d5 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - あおがみさん» それが鈴村さんと言う男ですよ、鈴村さん (2016年5月3日 22時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
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