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辺りに雷鳴が響き渡る。
明かりが灯り、暗闇から英傑たちが姿を現した。
ベルゼ「これより、協議に入る。」
英傑次席、ベルゼビュートは真剣な顔つきで言った。
アス「お待ちを。まだ人数が足りぬように思うが?」
天眼、アスタロウは言った。
ベルゼ「、、、アスモデウスとグラシアは欠席だ。」
アマイ「またか!13冠の自覚が足りねぇなぁ?」
四方筆頭、アマイモンは呆れたように言った。
ベルゼ「双方多忙なのだ。ここは呑み込んで、協議を始めよう。」
べヘモ「1番の問題は、食物の乱獲だ。」
食王、べべモルトはフライドチキンを食べながら言った。
べヘモ「このままでは、食料が尽きて飢え死ぬ。」
食べ終えて骨だけになったものをバケツに戻し、次の肉を食べ始めた。
アマイ「いや!!!!テメェは少し飢えた方がいい!!!!」
机をバンッと叩き、アマイモンはべへモルトにツッコんだ。
アス「、、、金の回りも良くないのと、不正な物々交換が多すぎる。」
アンリ「不正と言えば、ハイランク悪魔の不正渡航が増加しています。由々しき事態です。」
魔関署警備長、アザゼル・アンリはメガネの位置を直しながら言った。
アマイ「同胞も荒れてるしなぁ。、、、なァ?嬢ちゃん。」
そう言うアマイモンの目線の先には、精霊主、パイモンがいた。
パイモンは紅茶を一口飲んで、カップを置いた。
パイモン「そっだなこど言われでもわだしは知らんでな。そっちで何とかしてくんろ。」
するとアマイモンがパイモンを茶化し、パイモンはそれに乗ってしまったがために睨み合いに発展した。
ベルゼ「はぁ、、、永きにわたる魔王の不在により、魔界の秩序が崩壊しつつある。やはり、べリアール様、サリバン様、レディ・レビィ様、そして、今回はお試しということで来られた、若くしてテトランクになられた、A様。この3傑から魔王を選出し、早急に魔界の統治を進めたいところだ。」
アマイ「俺はベリアール様を推すね。彼は切れ者だ。」
アス「いや、レビィ様だ。知力洞察力共に彼女の方が上だ。」
アマイ「いや!魔王にはずるさがねぇと!」
パイモン「んーにゃ!癒しげーてばサリバン様だべ。」
アス「いや、サリバン様は実力はあるが、、、」
アマイ「まだヨドじゃねぇしなぁ。それに癒しなんざ必要ねぇだろ。」
パイモン「んーや。魔王予言書にもあっだべや。」
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ヒナウィ(新新垢)(プロフ) - 寝子/猫さん» でかいっすね、、、おや?誰か来たようd((((殴 (10月11日 8時) (レス) id: 161afe1263 (このIDを非表示/違反報告)
寝子/猫 - やっぱり、本物の方胸でか((殴 (10月10日 21時) (レス) @page47 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナウィ(新新垢)(プロフ) - 平日の投稿頻度下がります!! (9月26日 15時) (レス) id: 161afe1263 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナウィ(新新垢)(プロフ) - 奇跡 叶さん» ありがとうござい魔す!これも皆様のおかげです☺️ (9月18日 1時) (レス) id: 161afe1263 (このIDを非表示/違反報告)
奇跡 叶(プロフ) - 続編おめでとうございます!!!! (9月18日 1時) (レス) @page1 id: c4c7f038f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒナウィ | 作成日時:2023年9月18日 1時