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ー翌日ー
朝、学校に来ると何かが始まっていた。
ロノウェ「やあ!ヒラ生徒庶民!!」
男のサイドにはバラの花びらをばらまいている女の悪魔がいた。
A「うわ、なにあれ。」
A【あー、ありゃタイマンだな。】
A「たいまん?なにそれ。」
A【えっとだな、今の生徒会に不満を持った場合、解散選挙が行われるんだ。それをタイマンと言うんだ。】
A「へぇ、、、ぼく、あんなへんなやつにせいとかいのかいちょうになられたらこまるなぁ。」
僕がそう言って通り過ぎようとした時、男が
「僕だよ!」
と言った。
すると、首の向きが勝手にその男の方に向いた。
これは、、、
なるほど、注目“だけ”集める家系能力ね。
そう。注目だけ。
周りはシーンとしているにも関わらず、なぜか歓声があがっている。
するとサイドにいた女の悪魔がラジカセをカチッと押した。
すると歓声は止んだ。
どうやらラジカセから歓声が出ていたらしく、その男を見て歓声をあげるものは誰一人いなかった。
「、、、ロノウェだ。」
「えー?なになに?」
「またなんか目立つこと始めたのか?」
どうやらこの男はロノウェと言うらしい。
周りから察するに、誰もこのロノウェという悪魔に興味は無いらしい。
ロノウェ「風紀バトラ団長このロノウェ、ロノウェ・ロミエールは生徒会にタイマンを申し込んだ!」
ロノウェ「ロノウェが生徒会長になった暁には!授業日数を半分にし、その分離島に行って、校内にレジャー施設も置いて、テストはナーシ!!全部廃止!!」
その言葉に、周りの悪魔たちは期待を大にした。
ロノウェ「学校にジュースの噴水、肉のなる木を作り、それはもう!遊びマクール!!!」
みんなが歓声をあげる中、1人の生徒が手を上げた。
「あの、ロノウェ。」
ロノウェ「はい、ロノウェ。」
「本当にそんなことできるの?」
ロノウェ「約束はしない!」
その瞬間、周りの空気は一気に冷めた。
ロノウェ「約束なんかしたことナーーーイ!!」
それを聞いた生徒たちは、次々に会場を後にしようとする。
ロノウェ「だが!」
その声で生徒たちの足は止まった。
ロノウェ「だが!このロノウェ・ロミエール、全力ロノウェを尽くす!!」
A「、、、ぜんりょくロノウェて、、、いみわからん、、、」
周りもドン引きである。
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ヒナウィ(新新垢)(プロフ) - 寝子/猫さん» でかいっすね、、、おや?誰か来たようd((((殴 (10月11日 8時) (レス) id: 161afe1263 (このIDを非表示/違反報告)
寝子/猫 - やっぱり、本物の方胸でか((殴 (10月10日 21時) (レス) @page47 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナウィ(新新垢)(プロフ) - 平日の投稿頻度下がります!! (9月26日 15時) (レス) id: 161afe1263 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナウィ(新新垢)(プロフ) - 奇跡 叶さん» ありがとうござい魔す!これも皆様のおかげです☺️ (9月18日 1時) (レス) id: 161afe1263 (このIDを非表示/違反報告)
奇跡 叶(プロフ) - 続編おめでとうございます!!!! (9月18日 1時) (レス) @page1 id: c4c7f038f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒナウィ | 作成日時:2023年9月18日 1時