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バンッ!
カルエゴ「良いか!問題児共!騒ぎを起こすな。面倒をかけるな。学生生活は常に規則正しく。教師を敬え。生徒の本業たる学業に励み、来る終末テストに向けて準備を怠るなよ。、、、まぁ別に貴様らが赤点を取ろうが、私は構わんがな。」
うわ〜、、、終末テスト、もうそんな時期か、、、
バラムに絵本借りよう、、、
モモノキ「はい。では魔術基礎学、今日は教科書80ページから!変化の魔術の実技に入りたいと思います。」
瓶の中でカエルがゲロゲロと鳴いている。
モモノキ「この瓶の中のカエルに向かって呪文を唱えて、色を変えてもらいます。では、、、入間くん!やってみて?」
入間「は、はい!」
入間くんは立ち上がった。
クララちゃんと、アリスくん、めちゃくちゃ応援してるw
モモノキ「呪文は、「チェルーシル」ね。」
入間「はい。」
入間くんは両手を瓶にかざして
「チェルーシル」
と呪文を唱えた。
すると、カエルの色がみるみる黒くなっていった。
モモノキ「はい!色が変わりました!綺麗な黒です!」
A「おー。黒だ。兄ちゃんみたい。」
A【俺の黒はもっと濃いぞ?】
A「あ、確かに。なんか黒黒しい。(分かってない。)」
A【、、、分かってないだろ。】
A「えへ。バレた?」
そうこうしている間に、授業は終わってしまった。
〜お昼休み〜
A「あー、、、お腹空いたー。」
僕のお腹がくぅぅ、と鳴る。
A【ほんとだな。おい、A。俺、あれとあれ食いてぇ。】
兄ちゃんは魂の中でヨダレをダラダラと出しながら指さした。
デビルランチと悪魔ランチだ。
A「もう!兄ちゃんったら!僕、そんなに食べれないんだからもうちょっと配慮してよね!」
そう。僕は少食すぎてそのランチの半分以下程しか食べられないのだ。
A【お前そんなんじゃ栄養失調で倒れるぞ〜】
A「栄養は魔法で2倍にしてるから大丈夫、、、あー、この際口が僕のと兄ちゃんのとで2個あればいいのに。」
A【お、それいいな。作るか。第2の口。】
兄ちゃんがポンっと手を叩く。
A「へ?作るってどこに?」
A【お前の体に。】
兄ちゃんがそう言った瞬間、ほっぺたが裂けた感じがした。
痛くはなかったよ。
でも、何が起きたか分からなくて、
ぽかんとしていると、
兄ちゃんが僕の腕だけ借りて、鏡を出して僕の顔の前へ持ってきた。
A【ほらよ。できたぜ。】
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ヒナウィ(新新垢)(プロフ) - 寝子/猫さん» でかいっすね、、、おや?誰か来たようd((((殴 (10月11日 8時) (レス) id: 161afe1263 (このIDを非表示/違反報告)
寝子/猫 - やっぱり、本物の方胸でか((殴 (10月10日 21時) (レス) @page47 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナウィ(新新垢)(プロフ) - 平日の投稿頻度下がります!! (9月26日 15時) (レス) id: 161afe1263 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナウィ(新新垢)(プロフ) - 奇跡 叶さん» ありがとうござい魔す!これも皆様のおかげです☺️ (9月18日 1時) (レス) id: 161afe1263 (このIDを非表示/違反報告)
奇跡 叶(プロフ) - 続編おめでとうございます!!!! (9月18日 1時) (レス) @page1 id: c4c7f038f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒナウィ | 作成日時:2023年9月18日 1時