検索窓
今日:16 hit、昨日:20 hit、合計:6,120 hit

44 ページ5

入間「あの〜それ、使えそうですか?」

キリヲ「もちろん!!さっきの玉、持ってきてくれる?」

入間「はい!」

キリヲ先輩はハート型のコアを魔具の中に入れ、魔力を篭めるの光る玉を上に乗せ、電源を繋ぎ、スイッチをオンにした。

キリヲ先輩は緊迫した様子で、
「今度こそ、、、」
と呟いた。

魔力を篭め始めると、玉は光出した。

A「!!光った!」

キリヲ「まだやで、、、」

玉の光はさらに強くなっていった。

すると先輩の表情は、安心と喜びの表情になった。

キリヲ「成功や、、、!」

入間「凄い!!綺麗!!」

キリヲ「ふふっ!せやね。」

キリヲ「ガブコちゃんはすごい装置でな?魔力が弱くても、魔具の力を最大限に引き出せんねん!、、、魔力が弱いもんが魔界で生きてくのは大変や。今の魔界、この学校もやけど、ランクが第1。上下がはっきりしとる。」

キリヲ「でも僕は、できることなら、弱い悪魔でも扱える、ハイランクの悪魔とも競えるような、凄い魔具を作って、、、いつかこの上下が無くなったらええなぁ。って思って、、、」


先輩の言葉を聞いて、僕は感動した。

ああ、こんなにも一生懸命な悪魔が、魔界にいるんだって。

夢に向かって真っ直ぐで、真面目な人。

僕も、、、こんなふうになれたら、、、


入間「あのっ!すごくいいと思いますっ!」

入間くんは、目を輝かせて言った。

キリヲ「あんまり大きい声でいえへんけどなぁ。、、、こんな野望は、ハイランク悪魔からしたら、迷惑なだけやしなぁ、、、しかし、入間くんは魔力も高いし、器用やしで凄いなぁ!バトラも選び放題やろ?」

そう言われた入間くんは、少し考えた様子で、話し始めた。

入間「あのっ、キリヲ先輩は、、、」

キリヲ「ん?」

入間「もし僕に、全然魔力がなくても、バトラに入れてくれますか?」

それを聞いたキリヲ先輩は、入間くんに近づいて、手を握った。

キリヲ「魔力がないんやったら、そら、、、お揃いやなぁ!」

そう言って、先輩は微笑んだ。

キリヲ「魔力が少のうても、入間くんほど器用な子なら大歓迎やわ!ウチに必要なんは、魔力じゃのうて、技術やから!」

先輩と入間くんは笑った。

キリヲ「せや!A様!ぜひうちのバトラに入りませんか!?」

A「えっと、、、ごめんなさい。実は、、、」

僕は入団しない理由を言った。

A「というわけなんです、、、」

キリヲ「そうですか、、、なら、困った時はいつでも来てくださいな。」

A「いいんですか?」

45→←43



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.8/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
23人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ヒナウィ(新新垢)(プロフ) - 寝子/猫さん» でかいっすね、、、おや?誰か来たようd((((殴 (10月11日 8時) (レス) id: 161afe1263 (このIDを非表示/違反報告)
寝子/猫 - やっぱり、本物の方胸でか((殴 (10月10日 21時) (レス) @page47 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナウィ(新新垢)(プロフ) - 平日の投稿頻度下がります!! (9月26日 15時) (レス) id: 161afe1263 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナウィ(新新垢)(プロフ) - 奇跡 叶さん» ありがとうござい魔す!これも皆様のおかげです☺️ (9月18日 1時) (レス) id: 161afe1263 (このIDを非表示/違反報告)
奇跡 叶(プロフ) - 続編おめでとうございます!!!! (9月18日 1時) (レス) @page1 id: c4c7f038f2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ヒナウィ | 作成日時:2023年9月18日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。