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入間「あの〜それ、使えそうですか?」
キリヲ「もちろん!!さっきの玉、持ってきてくれる?」
入間「はい!」
キリヲ先輩はハート型のコアを魔具の中に入れ、魔力を篭めるの光る玉を上に乗せ、電源を繋ぎ、スイッチをオンにした。
キリヲ先輩は緊迫した様子で、
「今度こそ、、、」
と呟いた。
魔力を篭め始めると、玉は光出した。
A「!!光った!」
キリヲ「まだやで、、、」
玉の光はさらに強くなっていった。
すると先輩の表情は、安心と喜びの表情になった。
キリヲ「成功や、、、!」
入間「凄い!!綺麗!!」
キリヲ「ふふっ!せやね。」
キリヲ「ガブコちゃんはすごい装置でな?魔力が弱くても、魔具の力を最大限に引き出せんねん!、、、魔力が弱いもんが魔界で生きてくのは大変や。今の魔界、この学校もやけど、ランクが第1。上下がはっきりしとる。」
キリヲ「でも僕は、できることなら、弱い悪魔でも扱える、ハイランクの悪魔とも競えるような、凄い魔具を作って、、、いつかこの上下が無くなったらええなぁ。って思って、、、」
先輩の言葉を聞いて、僕は感動した。
ああ、こんなにも一生懸命な悪魔が、魔界にいるんだって。
夢に向かって真っ直ぐで、真面目な人。
僕も、、、こんなふうになれたら、、、
入間「あのっ!すごくいいと思いますっ!」
入間くんは、目を輝かせて言った。
キリヲ「あんまり大きい声でいえへんけどなぁ。、、、こんな野望は、ハイランク悪魔からしたら、迷惑なだけやしなぁ、、、しかし、入間くんは魔力も高いし、器用やしで凄いなぁ!バトラも選び放題やろ?」
そう言われた入間くんは、少し考えた様子で、話し始めた。
入間「あのっ、キリヲ先輩は、、、」
キリヲ「ん?」
入間「もし僕に、全然魔力がなくても、バトラに入れてくれますか?」
それを聞いたキリヲ先輩は、入間くんに近づいて、手を握った。
キリヲ「魔力がないんやったら、そら、、、お揃いやなぁ!」
そう言って、先輩は微笑んだ。
キリヲ「魔力が少のうても、入間くんほど器用な子なら大歓迎やわ!ウチに必要なんは、魔力じゃのうて、技術やから!」
先輩と入間くんは笑った。
キリヲ「せや!A様!ぜひうちのバトラに入りませんか!?」
A「えっと、、、ごめんなさい。実は、、、」
僕は入団しない理由を言った。
A「というわけなんです、、、」
キリヲ「そうですか、、、なら、困った時はいつでも来てくださいな。」
A「いいんですか?」
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ヒナウィ(新新垢)(プロフ) - 寝子/猫さん» でかいっすね、、、おや?誰か来たようd((((殴 (10月11日 8時) (レス) id: 161afe1263 (このIDを非表示/違反報告)
寝子/猫 - やっぱり、本物の方胸でか((殴 (10月10日 21時) (レス) @page47 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナウィ(新新垢)(プロフ) - 平日の投稿頻度下がります!! (9月26日 15時) (レス) id: 161afe1263 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナウィ(新新垢)(プロフ) - 奇跡 叶さん» ありがとうござい魔す!これも皆様のおかげです☺️ (9月18日 1時) (レス) id: 161afe1263 (このIDを非表示/違反報告)
奇跡 叶(プロフ) - 続編おめでとうございます!!!! (9月18日 1時) (レス) @page1 id: c4c7f038f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒナウィ | 作成日時:2023年9月18日 1時