惚れ魔した！(名前)ちゃん！2！！【魔入間】 (ページ39)

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ケロリ｢私も、幼い頃は全く笑わなかった。でも、ある時、ばあやがこっそり見せてくれた、魔界の娯楽、それがアクドル！キラキラの衝撃！悪魔って、こんな顔ができるんだ！これを笑うって言うんだ！これになろう。これならきっと、家族を見返せる！｣

ケロリ｢アクドルのトップに立つのは宿命なの！だって、私は、、、！！

すっごく可愛いんですから！！！｣

そう言うと、ケロリちゃんは反動でまた倒れてしまった。

マル｢くろむ！！、、、大丈夫？無理に、喋るから、、、まずは落ち着いて、、、｣

入間｢あの、僕に何か出来ることは、、、｣

入間くんがそう言って手を差し伸べようとすると、バシンっ！と音を立ててその手をどかされた。

マル｢触らないで！あなたにできることなんてないわ！邪魔だから、そこで大人しくしてて！｣

入間｢、、、放っては置けないよ、、、！｣

入間くんは拳を握りしめて呟いた。

僕はそれを聞き逃さなかった。

A｢入間くん。｣

入間｢な、なに、、、？｣

A｢さっきは怒ってごめん。怖かったよね。｣

入間｢い、いや、僕も悪かったし、地雷踏んだの、気づかなくて、、、ごめん、、、｣

A｢もういいよ。それはそうと、君は反省しているようだね。、、、僕にいい考えがある。見切り発車だけど、乗ってくれるかな？｣

入間｢！！、、、うん！くろむさんのこと、放っておけないから！｣

A｢わかった。じゃ、待ってくれてる2人の元へレッツゴー。｣

僕は入間くんの手を取り、2人の元へ一緒にテレポートした。

〜打ち上げ会場〜

A｢とうちゃーく。｣

入間｢アズくん！クララ！ちょっといいかな？えっと、その、詳しいことは言えないんだけど、アズくん、クララ、くろむちゃんのためだと思って、よろしくお願いします！｣

そう言って入間くんは頭を下げた。

A｢僕からも、よろしく頼む。｣

僕も頭を下げた。

アズ｢もちろんです！｣

クララ｢ガッテン承知の悪魔！｣

そうして僕らはマルさんの元へ向かった。

マル｢前座ぁ？｣

入間｢はい！パフォーマンスでも曲芸でもなんでもやります！｣

マル｢無理だって言ってるでしょ？気持ちは嬉しいけど、大人しくしてて！お願いだから！｣

すると、アリスくんとクララちゃんが前に出た。

そして、

アズ＆クララ｢｢嫌です。｣｣

と、手を挙げて言った。

マル｢！？｣

アズ｢入間様から事情は聞いております。｣

クララ｢うんうん！｣