73 ページ38
僕らはソファーにケロリちゃんを寝かせた。
するとドアがバンッと空いて、こちらにスタッフさんが駆け寄ってきた。
マル「くろむ!」
入間「!!スタッフさん!」
マル「くろむ、しっかりして!、、、すごい熱!冷水と氷を、早く!!」
「は、はい!」
スタッフさんはそう返事をするとすぐさま走ってものを取りに行った。
マル「あなた、この子になにかしたんじゃないんでしょうね?」
入間「いえっ!話してたら急に、、、」
マル「なにか興奮させるようなこと、言ったんじゃないの?この子は熱に弱いのよ!」
マル「疲労や感情の昂り、氷魔術の使いすぎとか!、、、気をつけてたはずなのに、、、」
ここでようやく入間くんは自分のした事に気づいたらしい。
入間「あ、あの、やっぱり僕のせいかも、、、」
マル「っ!、、、とにかく動かないで!後で事情を、、、」
するとまたもやドアが勢いよく開いた。
「マルさん!くろむちゃん、倒れたって!?」
マル「ええ、見ての通りよ。」
「容態は、、、?ライブは、、、!!」
マル「無理よ!この調子じゃ、、、!」
「そんな!魔苦針ドームですよ!?」
話を聞くと、外にはファン、そしてスポンサーが大勢来ているという。
「医者は!?すぐ見てもらえば!!」
マル「無理なのよ!!特別体質なの。体を冷やすにも手順がいる。できるのは、余程の医者か、家族ぐらいしか、、、!でも、今からご家族を呼んでも、ライブには間に合わない。遠方にお住いだから、、、」
入間「え?ご家族、見にこないんですか、、、?」
マル「ええ、、、そういう家なのよ。」
マルさん。というマネージャーさんはメガネの位置を直しながら言った。
マル「だから、今回のライブは中止に、、、!」
ケロリ「ダメよ!!」
マル「くろむ!!」
ケロリ「私は、、、アクドルのトップになるんです!こんなところで、、、止まる訳には、、、!!」
入間「な、なんでそんなに、、、?」
ケロリ「、、、家族を見返すの、、、。」
A「、、、」
マル「くろむ!」
ケロリ「いいの!私の家系能力は、、、「氷面」。水の温度の調節、特に冷却を得意とすることで名の知れた家系。でもそれは、能力に限った話ではなく、氷のような
23人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヒナウィ(新新垢)(プロフ) - 寝子/猫さん» でかいっすね、、、おや?誰か来たようd((((殴 (10月11日 8時) (レス) id: 161afe1263 (このIDを非表示/違反報告)
寝子/猫 - やっぱり、本物の方胸でか((殴 (10月10日 21時) (レス) @page47 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナウィ(新新垢)(プロフ) - 平日の投稿頻度下がります!! (9月26日 15時) (レス) id: 161afe1263 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナウィ(新新垢)(プロフ) - 奇跡 叶さん» ありがとうござい魔す!これも皆様のおかげです☺️ (9月18日 1時) (レス) id: 161afe1263 (このIDを非表示/違反報告)
奇跡 叶(プロフ) - 続編おめでとうございます!!!! (9月18日 1時) (レス) @page1 id: c4c7f038f2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ヒナウィ | 作成日時:2023年9月18日 1時