惚れ魔した！(名前)ちゃん！2！！【魔入間】 (ページ13)

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A｢ありがとうございますっっ！！｣

A【(良かったな。俺。)】

Aはわーい！わーい！とぴょんぴょんはねていた。

ベリアール｢三傑から、四傑変わったのぉ。｣

レビィ｢嬉しい事ね。Aくんが加わって、四傑になったことベル坊に言う？｣

サリバン｢えー、でも、、、｣

下の階からは何やら物を投げる音や、ワーワーと騒いでいて、それを伝えられる様子ではなかった。

Aは苦笑いをした。

A｢い、忙しそうですね、、、｣

ベリアール｢どうせまた、魔王が不在の問題で揉めとるんじゃろ。｣

レビィ｢元気ねぇ。｣

サリバン｢どうする？魔王、決める？｣

サリバンは困ったように言った。

ベリアール｢カードでならいいぞ！｣

ベリアールはスっとどこからか出したカードを見せる

サリバン｢ヤダよ！ベリやんイカサマするもん！！｣

サリバンは腰に手を当て、プンプンと怒る。

レビィ｢カードでもなんでもいいから、ササッと決めちゃいなさいな。｣

レビィはワイングラスを手に取り、手を仰いで言った。

ベリアール｢こーら！何勝手に一抜けしとるんじゃ！！｣

レビィ｢だってこういうのは年功序列でしょ？若人は身を引きますよ。｣

レビィは頬に手を当て、わざとらしく言う。

ベリアール｢はーあ！？何が若人じゃ！！Aくんならまだしも、ほぼ同い年じゃろババア！！｣

サリバン｢その肌にいくら使ってるんだ！この若作りババア！！｣

そう2人が言うと、ゲンコツが降ってきた。

くらった2人は正座をし、たんこぶからはしゅー、、、と煙が出ていた。

レビィ｢重荷は男が持つものでしょ？あなた達より2歳も若い私に魔王の座を負わせようなんて、図々しくてよ。｣

ベリアール｢2歳だけ。｣

サリバン｢2歳って、、、｣

A｢アハハ、、、｣

もはや苦笑いしかできないAであった。

レビィ｢私は、さっちゃんがいいと思うわ！｣

サリバン｢えぇ、、、？｣

レビィ｢実力だって申し分ないし、観念してヨドに上がりなさいな。｣

ベリアール｢ワシも、ボスがさっちゃんなら安心じゃ。｣

A｢ぼ、僕もです！｣

ベリアール｢どうだ？さっちゃん。｣

サリバン｢、、、僕に、初めて孫が出来て、思いっきり甘やかしてさぁ。ちょっと目を離した隙に、大きくなってたりしてさぁ。ほんっと！楽しいんだよねぇ！子供の成長を見守るって！｣

サリバンは机に手を置き、
｢僕は理事長を辞める気はないよ！｣
と言った。