惚れ魔した！(名前)ちゃん！2！！【魔入間】 (ページ2)

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入間｢うわあ！？｣

A｢何が起こったの！？｣

入間くんは何があったのか調べるため、爆発が起きた部屋へ向かった。

でも、煙で足元が良く見えていなかったのか、ボトルのようなナニカで足を滑らせてしまったようだ。

入間｢うわああ！？！？｣

ドサッ

A｢入間くん！大丈夫？頭打ってない？｣

入間｢う、うん。平気、、、｣

そして煙の奥から、聞き覚えのある声と咳が聞こえてきた。

???｢ゲホッゴホッ、、、あ〜、、、失敗やぁ〜、、、ゴホッゴホッ、、、｣

煙が晴れるとそこには、入間くんがものすごいスピードでぶつかってしまった上級生の先輩がいた。

???｢、、、あれ？｣

入間＆A｢｢あ、あなたは、、、｣｣

僕らは全員、しばらくフリーズしていた。

〜魔具研究バトラ〜

???｢いや〜堪忍なぁ〜。魔具の調整に失敗してもうてん、、、｣

僕らは先輩にうちわを仰いでいた。こうすると、少し落ち着くらしい。

キリヲ｢自己紹介がまだやったね。僕はアミィ・キリヲ。どうぞよろしゅう。｣

どうやらこの人は、キリヲ先輩と言うらしい。

入間｢入間です。よろしくお願いします。｣

入間くんホントに礼儀正しいよね。悪魔かどうか疑っちゃうくらい。

A｢あ、僕はAです。よろしくお願いします。｣

ぺこりと正座をしたまま少し頭を下げた。

キリヲ｢Aくんかぁ。あのランクテトのA様と同じ名前なんやなぁ。僕、A様の事、拝みに行ったら、他の生徒に押しつぶされてもうて、、、見れへんかったから、姿は知らんのよ。｣

1度でもええから拝んで見たいもんやなぁ。

とキリヲ先輩は呟いていたが、、、

A｢あ、それ、僕です。｣

と言うと

キリヲ先輩は頭を枕から素早く浮かせ、バッ！っと効果音が着きそうなぐらいの勢いでこちらを見てきた。

キリヲ｢ホンマに、A様？｣

A｢あっ、はい｣

キリヲ先輩は驚きと、興奮と、嬉しさの表情で、こちらを見ていた。

感極まってしまったのか、少し目がうるっとしている。

そして、体をガバッと起き上がらせ、手を握ってきた。

A｢うえ！？｣

キリヲ｢A様！！！魔茶も出さんと、すみません！部員は僕一人だけで、！僕、あなたに会えて、ホンマに嬉しいです！！ゴホッゲホッ！！｣

でも、起き上がった反動で、また吐血してしまったみたいだった。

入間｢ああ！ゆっくり休んでいてください！！｣

A｢そうですよ！！それにキリヲ先輩は僕より先輩なんですから！敬語なんて使わなくても大丈夫ですよ！！｣

アワアワと僕らは慌てた。