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廉side
着替えていると携帯が鳴った。
"...もしもし"
名前を聞かなくても誰か分かった。
廉「起きた?」
そして頭に浮かんでくるのはあいつの優しい寝顔。
"さっき起きた、昨日は本当にごめんなさい"
声聞くだけでさっきの疲れ忘れるって俺重症やな。
廉"楽しかったから気にしやんで?"
そうやって言うと訪れる沈黙。
沈黙でもなぜか全然心地は悪くなくて。
廉「なあ」
"ん?"
急な俺の呼びかけに驚いたのか少しだけ間が空いて返ってきた返事。
廉「また会いたい」
キッチンで朝ごはんを作るかなに聞こえないように小声で言った。
数秒待っても返事が返ってこない。
嫌だった?
不安になり
廉「あかんかった?」
そう聞くと
"ううん、私も会いたい"
そうやって俺をまた振り回すんや。
この電話をかなが聞いてたなんて知らずに。
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永瀬廉LOVE - 私は、廉が好きなのでとても良かったです (2019年3月22日 13時) (携帯から) (レス) id: 3696e247e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:詩 月 | 作成日時:2019年3月17日 20時