88話 ページ41
you side
い「ほんとはしっかり寝かせたいけど…秘伝のスパイス持ってきたの！」
い「このスパイスはね、なんとインドから直輸入した…」
「じゃあ早速つくっちゃおうか！」
幸「はいはい、オレご飯係やる」
天「炊飯器のスイッチ入れるだけだろ！」
幸「よく知ってるね」
天「バカにするな！」
椋「野菜洗ったほうがいいのかな」
「うん、この野菜は全部洗う感じで」
一「オケオケ！むっくん一緒やろ！」
椋「うん！」
三「オレはおにぎり係」
い「15種類目のスパイスが…ってあれ！？みんな、いつの間に始めてたの！？」
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天「おい、米はもっとちゃんととげ！」
幸「芝居以外でも細かい」
天「当たり前のことを言ってるだけだ！」
天「それに、その米の品種はなんだ？オレはピカリン米しか食べないって決めてる」
幸「わがまますぎ」
天「お前ががさつすぎんだよ！」
椋「お、落ち着いて。このお米もおいしいよ」
天「大根役者は黙ってろ！」
「…！」
椋「大根…大根もおいしいよ…」
天「そういうことじゃない！」
三「おにぎりにしたら、なんでもおいしいよー」
天「それはお前が変人だからだ！」
三「えぇ…」
なんか嫌な予感…
誰かが話に加わるたび火に油を注いでるような…
幸「はあ…」
天「なんだよ、そのため息は」
幸「アンタがいると空気悪くなる」
天「オレのせいかよ！？そもそも、お前がちゃんと米をとがないから…！」
幸「人のせいにしないでよ」
天「なんだと…！？」
一「こーらテンテン！そんなにかわいくないかと言うとトモダチいなくなっちゃうよー！」
天「…っ」
天「…お前みたいに誰にでもいい顔してまで、薄っぺらいオトモダチ作ろうとか思わない！」
「ちょ！」
一「…」
やばい、止めるのが遅すぎた
一「えっと…ハハ」
天「…」
幸「言っていいことと悪いこともわかんないの」
天「ちっ…」
椋「あ、天馬くん…！」
チームワーク…やっぱりまだまだ課題になりそうだな。夏組はコメディ。このままじゃ人を笑わせる演技なんてできない。
どうにかしないと…だな…
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えっと…天馬は…
天「…」
「あ、ここにいたんだ」
天「…なんだよ？」
「はい、カレー。凄い美味しくできたよ。お姉ちゃんのこだわりスパイス、やっぱバカにならない笑。みんなはもう食べたから」
天「いらない」
天「…っ」
盛大なお腹の音…
スパイスの香りには勝てなかったかな笑
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向日葵 - 湊さん» ありがとうございます！とても嬉しいです！中々更新速度が上がらなくて申し訳ないですが、引き続き応援してくださると嬉しいです！ (2021年4月11日 0時) (
レス) id: 6167edb96b (このIDを非表示/違反報告)
湊 - めっちゃ好きです！！！続きが気になります！！！これからも応援してます！！！ (2021年4月7日 16時) (レス) id: cf9f44b425 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵 | 作成日時：2021年3月22日 23時
