69話 ページ22
you side
い「ねえ、天馬くんはどうしてうちのオーディションに来たの?」
天「それは…」
咲「???」
咲也?どうかしたのかな?
天「今まで本格的な舞台経験がないから、演技の幅を広げるために劇団を探してたんだよ」
天「ひまつぶしにそこの奴らの公演見に来たら…ちょっとはマシだなって思っただけだ」
天「ま、ラスト以外マジグダグダで、何度も席立とうと思ったけどな」
綴「ラスト以外グダグダ…?」
至「まあまあ」
咲「ロミジュリみにきてくれたんですね!ありがとう!」
天「べ、別に…」
春組公演が気に入って…それはやっぱり嬉しいな
い「よし、それじゃあこれから夏組メンバーとして、みんな、がんばっていこうね!」
幸「はーい」
一「ういー」
椋「よろしくお願いします!」
天「はぁ、しょうがねえな」
「じゃあさっそくだけど私からMANKAIカンパニーの説明をするね。」
「MANKAIカンパニーは春夏秋冬の四つの組みに分かれて、それぞれ公演を行います。一つの組につき団員は5人で考えていて、夏組はあと1人ってこと」
「夏組の旗揚げ公演は約3ヶ月後」
天「3ヶ月!?このメンバーで3ヶ月後に本番なんて無理に決まってるだろ」
い「それは大丈夫」
天「何を根拠に…」
咲「オレたち、全員未経験だったけど、2ヶ月くらいで本番迎えたから、みんなも大丈夫だよ!」
天「未経験から、2ヶ月で…!?マジかよ…」
「そういうこと!なのでみんなには3ヶ月間しっかり頑張ってもらうからね」
幸「…早まったかな」
一「ういうい!」
椋「が、がんばります!」
「それから、うちには団員寮があるんだけど、みんなはどうしますか?寮に入るのは必須なわけではないから、通いでも大丈夫」
一「オレ、入る、入る。つづるんと一緒〜」
綴「うわあ…」
至「綴、顔に出し過ぎ」
「じゃあ一成さんは入寮で。他の3人は中学生と高校生だから、もし入寮するなら親御さんの承諾が必要なんだけど…」
幸「オレは一応もう話してある。寮も問題ないって」
い「そうなの?」
幸「うちの親、可愛くない子にもとりあえず旅させとけ派だから」
一「え〜?ゆっきーめっちゃかわいいじゃん!激マブじゃん!」
幸「はいはい」
「一応お姉ちゃんから連絡…」
い「そうだね、私から連絡させてもらってもいいかな?」
幸「わかった。ちょっと待って。」
幸「…もしもし、幸。うん、劇団入ることにした。うん、うん。で、寮のことで、監督から話があるんだって」
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向日葵 - 湊さん» ありがとうございます!とても嬉しいです!中々更新速度が上がらなくて申し訳ないですが、引き続き応援してくださると嬉しいです! (2021年4月11日 0時) (レス) id: 6167edb96b (このIDを非表示/違反報告)
湊 - めっちゃ好きです!!!続きが気になります!!!これからも応援してます!!! (2021年4月7日 16時) (レス) id: cf9f44b425 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:向日葵 | 作成日時:2021年3月22日 23時