82話 ページ35
sg side
それもこれも隣で平然と作業を進めてくれるAのおかげ
自分1人だったらこんなにスムーズに進められなかったと思うし、またいっそう尊敬してしまう
もっとしっかりしなきゃなぁ…
「志賀さんってお仕事凄い丁寧で一つ一つこだわってて凄い志賀さんって感じがしますよね笑」
志「どういうこと?笑」
急に仕上げた記事などを眺めながらニコニコ話し出すA。褒められてはいるんだろうけど…笑
「なんか個性が光ってるっていうか笑志賀さんが書いたものってすぐ分かるんです笑」
志「そうかな?笑自分ではわからないけど…笑」
「えぇ〜笑私志賀さんの記事大好きです笑」
志「そういってもらえると嬉しい笑」
こんなに嬉しそうな顔で読んでくれるなら、頑張ってるかいもあるなと感じる
さっきまであんなに沈んでた気持ちもこんなにあたたかくなるなんて、Aは凄いな…笑
「早く終わらせて、一緒にご飯行きましょ?笑志賀さんに聞きたいことありましたし!」
志「そうだね笑あとひと頑張り!笑」
起こった事は仕方ない。
今は前向いて今の仕事に真剣に取り組むだけ。
Aがちゃんと見ててくれるから、また一つ一つの仕事を丁寧に大切にこなしていく。
本当にこの子には敵わない。
:
:
:
:
:
:
mzkm side
「…」
水「眉間にしわ寄ってるよ?笑」
Aの眉間をトントンと触るとはっとした顔をする
「つい!」
水「クイズになると本当に真剣だもんね笑」
「それは水上さんもですけどね笑」
いつも通りTQCの活動に参加中
Aはもうすぐで参加するクイズ大会があるらしく、いつも以上に他の人の対戦にまでアンテナを張っている
この真剣な横顔を見てるのも好きなんだけどさ笑
水「後で一緒に対戦しよっか」
「え!いいんですか!?」
水「勿論笑Aとやるの楽しいから笑俺も勉強になるし笑」
「私も楽しいです!でも負けませんから!笑負けて不機嫌になったりしないでくださいね!笑」
水「言うなぁ笑そっちこそ負けて泣いたりしないでね?笑」
最近ではこんな言い合いも出来るほど仲良くなった
勝率は俺の方が少し高いかなくらい
あっという間に抜かれそうで、いつも対戦はヒヤヒヤするけど、でもそれがまた楽しい笑
「ふぅ…」
いつものルーティンを横でするA
この隣に並ぶのが結構好きなことに最近気付いた
少し自分の口角が上がった気がする
そして俺もまたボタンを構えた
513人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
向日葵 - すみれさん» 修正しました!教えてくださり、ありがとうございました! (2020年8月11日 10時) (レス) id: 6167edb96b (このIDを非表示/違反報告)
向日葵 - すみれさん» すみません!誤字です!気付いてくださってありがとうございます!! (2020年8月11日 10時) (レス) id: 6167edb96b (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - 真実の口があるのって、「サンタ・マリア・イン・コスメディック教会」ではなく、「サンタ・マリア・イン・コスメディン教会じゃなかったですっけ…?私の勘違いだったらすみません! (2020年8月10日 16時) (レス) id: 9585eb17bb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:向日葵 | 作成日時:2020年8月10日 16時