バスケで天才と呼ばれた少女

7話 ページ8

そらside

空「何すんだよ！っ離せ！返せよ！！！」

黒髪の人に頭と手を押さえられ、百春君にバッシュをとられた。

黒？「っ！お前人の話聞いてたのかぁ？？？」

茶？「無断で練習すんなって言ったよなぁ？」

百「俺はなぁ、約束破る奴が大嫌いなんだよ」
　「ってなわけで…こいつはドブ行きだ」

空「ふざけんな！それは母さんがくれた大事なっ！」

僕は顔を殴られて壁に打ちつけられた

女バス「！！！」

体育館に響く鈍い音にみていた女子バスケ部の人達も怯える

茶？「母さん母さんうっせぇなぁ」

黒？「また買って貰えばいいじゃねぇか」

4人は僕とは反対の方向に歩き出す

空「っ！！！」

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空「え！くれるの！？やったぁーー！！！！」

母「前から欲しがってたもんねぇ」

お皿を拭きながら母さんは笑顔で振り返る

空「あ！…でもさぁこれ貰っちゃったら母さんが使うやつなくなっちゃうじゃん」

母「いいのよ母さんは…もう…履かないから」

母さんはそう言って切なそうな笑顔を見せた

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くそぉ……

円「ちょっと君、大丈夫…？」
　「！やだ、鼻血出てるじゃない…」

女1「…本当あいつら達悪い！」

女2「でも良かったよ、バッシュだけで済んで…」

空「…よくない」
　「あれをとられるくらいなら…死んだ方がマシだ！」

円「…！」

僕は走り出し百春君達に殴りかかる
だがまた黒髪の人に床に投げられてしまった

黒？「っよーわ笑」

茶？「俺達に喧嘩売るなんざぁー100年はえぇんだよ」

黒「もういっぺん小学校卒業してこい」

また4人は歩き出そうとする
まだだ！！！！
僕は黒髪の人のズボンを掴む
するとズボンが少しずり落ちる

黒？「！！！？？？？？」

空「かーーーえーーーせぇーーー！！！」

しばらくもめていると

百「やす、もういいよ」

黒？「んぁ！？」

黒髪の安と呼ばれた人は一歩下がる

百「半ば強引な約束だったしなぁ。」
　「うんこ詰でドブ行きってのは無しにしてやるか」

空「当たり前だろ！！早く返せよ！」

百「ドブ川まで行くのも面倒だしなぁ」
　「…焼却炉で勘弁してやるよ」

空「！？」

百「だいたい、その身長でバスケもくそもねぇだろ」

くそっ、わかってる。でも……
どう言い返せばいいか分からず俯いているとバッシュを持った百春君の腕が誰かに捕まれる

？「焼却炉もなしだ」

百「！？」
　「千秋…離せやゴラァ」

掴んでいたのはあのアフロの人だった

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