38話 ページ40
主人公side
千「俺は一度挫折した人間だからわかる。そういう意識の違いがチームに亀裂をうむんだ。」
千「誰だって他人の為にやってるわけじゃない」
千「足を引っ張るななんて言葉二度と使うな」
そしてその場は解散となった
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朝になりいつも通り皆より早く起きて
朝ごはんを作り始める
「はぁ…」
安「A」
「お、おはようございます！ごめんなさいまだ朝ごはん出来てなくて！すぐ作りますから！」
安「いや、そうじゃねぇんだ」
そう言って安原さんは調理室へ入って来る
安「茶木と鍋見てねえか？朝から見当たらないんだよな」
「え！？探さなくちゃじゃないですか！」
そう言って私は慌てて火を止めて探しに向かおうとすると
安「そ、そんな焦んなくて大丈夫だから！とりあえず飯作り終わったら探すの手伝ってくれ」
「わかりました…」
私がそう答えると安原さんは椅子に座ってこっちを見ながら話しかけて来る
安「Aは昨日のどう思った？」
安原さんは少し気まずそうに聞いてきた
「そうですね…正直お2人の練習への熱意は他の皆とは違うというか…足りないのは大分前から気付いていました」
「私はプレーをしていた時は上を目指すことしかしてこなかったし、それが当たり前だった。だからとび君の気持ちはわかるんです。」
「今のままじゃ上を目指さないのを多分とび君は実感しているんです。全国がどういうものか知ってるから」
安原さんは静かに聞いている
「でもお2人がバスケを少しでも面白いと思っているなら、それは続ける事を誰も止めてはいけないと思います。」
「目指すものは人それぞれ違くて、それと同じように楽しみ方も人それぞれ。だからとび君の足を引っ張るなは言い過ぎだと思うし、チームメイトが言ってはならない言葉だと思います」
私も怪我をして使い物にならなかったときに言われた
勝つための便利な道具として使われていたあの時、
そしてそれが出来なくなった私への言葉
克服したとはいえ、忘れられはしない
「とりあえずまずはお2人が戻ってきてくれる事、またみんなでバスケがしたいって思ってくれる事を神様にお願いしないとですね笑」
そう私が笑うと安原さんも少し口角をあげて
そっかと答えてくれた。
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向日葵 - シオンさん» ありがとうございます！引き続き応援のほどよろしくお願いします！ (2020年4月18日 0時) (
レス) id: 6167edb96b (このIDを非表示/違反報告)
シオン - とても素晴らしい作品です。 (2020年4月11日 0時) (レス) id: 5d193de02d (このIDを非表示/違反報告)
向日葵 - ふうさん» アニメですね！バスケのアニメがやるというので気になって見てみた感じです！笑買いたいと思ってるんですよね！笑嬉しいです！中々台詞などをアニメを見て持ってくるのに時間がかかるので更新は遅いですが、ぜひこれからも見てください！ (2020年4月9日 0時) (レス) id: 6167edb96b (このIDを非表示/違反報告)
ふう - ふうです！ あひるの空はアニメで見たのですか？ 漫画でですか？ 漫画を読んでないならおすすめします！チョーおもろいので♪ 初めてうらつくで読んだのがこれで おもしろかったです！ (2020年4月8日 8時) (レス) id: f1937706d4 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵 - shibuyuさん» ありがとうございます！！頑張らせていただきます！ (2020年3月26日 23時) (レス) id: 6167edb96b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵 | 作成日時：2019年12月18日 23時
