バスケで天才と呼ばれた少女

28話 ページ30

主人公side

試合を早速やってくみたい


やっぱり千秋君のボール捌きとパスは凄い
味方も相手もよく見えてるんだろうな

百春君もやっぱりゴール下がうまい
ジャンプ力がある分リバウンドとかで有利なんだろうな

とびくんはプレーが派手な感じ
外国人のプレーヤーみたい。自分に自信があるからこそ切り込んでいけるんだろうな


まぁとび君はよしとして
皆七尾さん意識しすぎだけどね笑

円「何ぼーっとしてんの？」

円さんが七尾さんに声をかけると
七尾さんは驚いたのか得点板を倒す

七「いたたたたた…」

「大丈夫？」


私は得点板を元のようになおしながら七尾さんに声をかける


七「Aちゃんごめんね笑ありがとう！」

「気にしないで笑」

円「相変わらずなんだから…笑」

七「円先輩！わーい！会いたかったですー！！」

円「あはは相変わらずちっちゃいねー笑」


円先輩は七尾先輩の中学の時の先輩だったらしい
マネージャーやってたんだって

円先輩と七尾さんが話してるのが聞こえる

男バスの何人かも聞き耳たててるし…笑

七「でも…このチームで試合に勝てるとは到底思えません」

「！！！」

この子…凄いよく見てるんだな
勿論ポテンシャルとしては凄い良い選手が揃ってるかもしれない
でも今の技術、チームワーク力じゃ試合に勝つのは難しい

それをちゃんとみてる
きっと本当にバスケが好きなんだな

円「何か引っかかるところがあるの？」

七「えー、まぁ」

夏「ぼけこら〜。ちょっと練習みたくらいで何がわかんのじゃ、何様のつもりじゃお前」

円「この子がいうなら間違いないわよ？なんなら試合して試してみる？私達女子バスケ部と」

空「女子バスケ部と試合って…」

その割には女子は嫌がってるけど…笑

夏「話にならんわ…一回戦負けの女子チームとどう勝負せぇつうんじゃ」


夏目君は本当にプライド高いんだな…

男バスは女バスを本当に下に見てるのねぇ

負けたら円先輩が裸になるって条件でなんか収まったみたいだけど

円「ちょっとなおちゃん…なんで私が…」

女バスも本気でやるとは言ってるみたい

「あの…円先輩」

円「Aちゃん？」

「私も試合でてもいいですか？」

円「え！でも…！」

空「え！？Aがでるの！？」

「だめ？？」

円「怪我は大丈夫なの？」

「多少なら、でも途中で確かにきつくはなってくるかもしれません。それじゃダメって言うなら大人しくしてます」

女1「Aちゃんが出てくれるなら嬉しい！！」

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