15話 ページ16
主人公side
「ただいま」
今はまだ誰もいない。両親は共働きだから帰ってくるのはもう少し遅いだろう
今日は連絡ないしお母さんがご飯作ってくれるのかな
そう考えながら自分の部屋に入る
「はぁ……」
着替えるのもめんどくさくてベッドに倒れ込む
目線の先には中学生の時にとった最優秀選手賞の盾や自分が載っていた雑誌などがある
すぐそばにあったバスケットボールを指の上で回したり上に投げたり触りながら今日の事を考える
今日、空がバスケ部だってわかって焦った。
別に中学の時のことを隠したいわけではないと思う。自分の中でも過去だって区切りをつけられているはず
怪我だって治っている。確かに前のようなプレーが出来るわけではない。でも、その怪我をカバーしながらでも自分ならそのプレーが出来る。
でもどうしても5対5をやると嫌なことを思い出す
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初めてボールに触ったのは3歳の時、覚えていないが嬉しそうにボールを触っていたってお父さんが言っていた。
お父さんは仕事をしながら小学生のチームの監督をしていて、休みの日はよくお母さんに連れられ試合や練習をみにいっていた。
最初は年上の子達がやっているのもマネしていたらしい。でも小学生に上がるまでにはそのチームでもベンチには入れるんじゃないかくらいの実力をつけていた。
この時は本当に楽しかった。常にボールに触っていたし、家にあるゴールでお父さんとよく遊んでいた。
それをお母さんは笑いながら見ていて、そんな時間が幸せだった。
小学生になり少しずつ身長も伸びてきた。お父さんのチームに入り益々バスケ漬けの日々になった。
他の子に比べれば身長は小さかったが、その分プレーでカバーした。
すると多くのメディアからも注目されるようになった
「女子ミニバス界にに天才現る」
「天才美少女AA」
多くの雑誌などで特集され、インタビューも増えた
その分期待も大きいのを実感し、さらに練習にも力が入るようになった。
そしてチームは全国大会で3連覇した
多くの監督が声をかけてくれる中、去年全国優勝をした中学に入学した。
一年生にしてスタメン入り、勿論悪く言う人たちもいたが努力してプレーで黙らせた。
2年になり練習を続けていくうちに腰に違和感を感じるようになった。病院に行くとオーバーワークにより骨が弱くなっているから一ヶ月は安静にしろといわれた。
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向日葵 - シオンさん» ありがとうございます！引き続き応援のほどよろしくお願いします！ (2020年4月18日 0時) (
レス) id: 6167edb96b (このIDを非表示/違反報告)
シオン - とても素晴らしい作品です。 (2020年4月11日 0時) (レス) id: 5d193de02d (このIDを非表示/違反報告)
向日葵 - ふうさん» アニメですね！バスケのアニメがやるというので気になって見てみた感じです！笑買いたいと思ってるんですよね！笑嬉しいです！中々台詞などをアニメを見て持ってくるのに時間がかかるので更新は遅いですが、ぜひこれからも見てください！ (2020年4月9日 0時) (レス) id: 6167edb96b (このIDを非表示/違反報告)
ふう - ふうです！ あひるの空はアニメで見たのですか？ 漫画でですか？ 漫画を読んでないならおすすめします！チョーおもろいので♪ 初めてうらつくで読んだのがこれで おもしろかったです！ (2020年4月8日 8時) (レス) id: f1937706d4 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵 - shibuyuさん» ありがとうございます！！頑張らせていただきます！ (2020年3月26日 23時) (レス) id: 6167edb96b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵 | 作成日時：2019年12月18日 23時
