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〜朔間 凛月〜 ページ5

凛月side

何処かなぁ?
かれこれ30分は歩いたけど…
姿が見えない

音楽室
理科室
調理室
美術室
体育館…

何処だろう

…軽音部室に戻って来た
辺りには血と、死体
どちらも兄"だった"やつの物だ

カタっと音が聞こえる
アイツの棺桶の…中から。

そっと開ける












見ぃつけたぁ♪

『ぁ…』

凛月「邪魔者は居ないよ…?」

俺がこんなにも喜んでいるのに…
輝は泣いている

なんで?

『お…かしよ… なんで、お兄ちゃがこんな事…』

パニックしているのか、途中で切れている

凛月「輝が…他の男と話すから
…俺だけを見てくれないから」

『…』

嬉しい、すっごく嬉しい!
もう、気持ちが収まらない

凛月「俺と、イイことしようか?」


────────────────────────────────────────────

『お兄ちゃん、お兄ちゃん…』

輝が俺だけを呼ぶ

凛月「いい子いい子♪」

これが
ずぅっと続くといいなぁ…♪

朔間凛月 完

〜朔間 零〜→←〜朔間 凛月〜



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作者名:紗綾 | 作成日時:2016年12月4日 14時

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