【あんスタ】操り人形とヤンデレ達【短編集】 (ページ4)

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～朔間凛月～ページ4

凛月side

ふふっ…ふふふ…！
残る男(邪魔者)は兄者だけ…！

アイツを殺したら…
輝は俺だけの人形(もの)。
兄弟としてじゃない、1人の女として…
誰よりも愛してる

さぁ、軽音部室へ…急ごうかな？

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零｢待っておったぞ、凛月｣

兄者が珍しく起きて、腕を組んで立っていた
それに…兄者の目はいつもと違う

まぁそうだよねぇ？
アンタが愛する…"愛し子達"とやらが
実の弟の俺に殺されたんだもの

零｢何人を殺したんだ？｣

凛月｢何人だろぉねぇ…？｣

ほら、昔の喋り方に戻ってる

零｢無差別に…人を殺して…何が楽しいんだ？｣

凛月｢楽しいよ、輝が俺だけの人形になるんだからさ｣

とっとと…殺そう

凛月｢残るはアンタだけ｣

零｢…そうか｣

あ、戻った

零｢だが…輝は守る｣

はぁ？何言ってんの？

零｢お前は…人の命を奪い、人の心を忘れた…｣

どーでもいいんだけど

零｢そんなお前に、輝といる権利はない｣

凛月｢……あぁもう、煩いなぁ…｣

さっさと…

凛月｢死んで？｣

カッターを振り下ろす
それはアイツの頬をかすった

ちっ…

零｢…今なら、戻れる｣

戻る必要はないよ

凛月｢死んで死んで死んで死んで死んで死んで死んで死んで死んで死んで死んで死んで死んで死んで死んで死んで死んで死んで死んで死んで…｣

俺は無我夢中でカッターを振り下ろす

アイツは避けているけど…少しよろめいた

ここだ！

カッターを素早く振り下ろす

零｢かはぁ…！｣

それはアイツの腹に刺さった
カッターの切れ味が悪くなってきたけど
それでも俺は刺しまくる

凛月｢死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね…！｣

アイツは、言葉を発した

零｢…の……兄……っ…｣

何言ってるのか分からなかった
でもそれはどうでもいい

輝の所へ行かないと…！！
待っててね
邪魔者は居なくなった

俺だけの、輝…