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蒼「……云ッておくけど、其の鎖は扉までいくかいかないかの距離だから抜け出そうと思ッても無理だよ〜」
ニコニコ、効果音が付きそうなぐらいには笑っていた。
けど…目が笑って無いような気がする、何だか背筋がゾッとするような。
正直言って、少し怖い。
でもって、何だか懐かしい。
いやいや、今更何怖いって思ってんだ。
ビビんな、もしビビっても態度には出すな、元ヤンがこの程度で怖がるとかありえないから。
と訳の分からない事で元ヤンの頃の気持ちが戻って来た時、コイツは分かったような感じで話しかけてきた。
蒼「……もしかして、怖い?怖いの?」
「はぁ、何が何だか?」
蒼「其れが君の本性?怖いね〜」
ぶっとばしたろうかな。
うるせー、と思い上をずっと見ている。
あー、一郎に叱られたくないなー。
なんて呑気に考えても何も分からない。
「ふふッ、面白いねェ〜」
意識を目の前に戻した途端、じゃあと言って出て行った。
……アイツ、ずっと笑顔のままだったな。
少し薄気味悪くて、少し懐かしくて。
そんな事はもういいや。
早く、早く逃げなきゃ。
多分、次こそ殺られてしまう。
「っだぁぁ!何なのこれ!!」
ガチャガチャ揺らして、引っ張っても痛いだけだし。
冷静なんて言葉、頭の片隅から消し去ったし。
「護身用のナイフしか無いんだよなぁ。……こう、思いっきりガッていったら行けるかな…」
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織田作誕生日おめでとう〜!
いや、この小説には織田作亡くなってる設定なんだけど、ifの方で登場させてー!!ってなりました、まる
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Hikaririka(プロフ) - ライナさん» 本当に可愛いし、カッコ良いですよね!分かります!! (2022年7月14日 18時) (レス) id: aa52a3539d (このIDを非表示/違反報告)
ライナ(プロフ) - 乱歩さんありがとう!私の最推しが可愛いのにカッコ良すぎる!! (2022年7月13日 23時) (レス) @page17 id: be5fff55a0 (このIDを非表示/違反報告)
Hikaririka(プロフ) - 七巳流さん» わーい!神だァ!!(喜び) (2022年7月8日 22時) (レス) id: aa52a3539d (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - ん、良い。神。 (2022年7月8日 19時) (レス) @page14 id: ba1fef69e7 (このIDを非表示/違反報告)
Hikaririka(プロフ) - 七巳流さん» これからどうなるんでしょうね、ふっふっふ…(不敵な笑み) (2022年7月2日 17時) (レス) id: aa52a3539d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃむねこ@元Hikaririka | 作成日時:2022年6月15日 17時