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141. ページ41

「……やっと、解放された」


敦「お疲れ様です」



そう、机に顔を突っ伏している私に向かって言った。


中島さんが用意したお茶はコトリと机に置かれた。
湯気が少し揺れていて、まだ入れたばかりなんだろうな。

ありがとう、とお礼を言うと中島さんは照れ笑いして早足に去っていった。



どこに照れる要素があったのかさっぱり分かんないなぁ、私には。




「……なんであんな恥ずかしい事言ったんだろ、私」



乱歩「なぁにが?」



「っうわ!え、乱歩さん!?…いやなんでもないです」




乱歩さんだ。


いつものニコニコとした目の裏には企みがある。

冷静を装ったが、やはり名探偵。
私の慌てっぷりで不思議に思ったのか、手を顎に置いた。



その様子に、ナオミさんは顔をニヤけさせてコッチに来た。
お願い、来ないで。



ナオミ「乱歩さん、耳を貸してくださいまして?」



悪魔の囁きとして捉えても良いのだろうか。
とりあえずナオミさんは乱歩の耳に顔を近付けて話をした。

もう止めるのは、諦めた方が良いのだろうか。



乱歩「…………へぇ」




怪しい事を言うなよな、乱歩さん。

いっその事逃げようか。
それとも中島さんが用意したお茶でも飲んで落ち着こうか。
やっぱり素直に話を聞いた方が良いか。




私が用意した考えはたったの三つだけだが、どれも失敗で終わるだろう。




だって相手は名探偵の乱歩さんなんだから。

逃げれないに決まってる。

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Hikaririka(プロフ) - ライナさん» 本当に可愛いし、カッコ良いですよね!分かります!! (2022年7月14日 18時) (レス) id: aa52a3539d (このIDを非表示/違反報告)
ライナ(プロフ) - 乱歩さんありがとう!私の最推しが可愛いのにカッコ良すぎる!! (2022年7月13日 23時) (レス) @page17 id: be5fff55a0 (このIDを非表示/違反報告)
Hikaririka(プロフ) - 七巳流さん» わーい!神だァ!!(喜び) (2022年7月8日 22時) (レス) id: aa52a3539d (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - ん、良い。神。 (2022年7月8日 19時) (レス) @page14 id: ba1fef69e7 (このIDを非表示/違反報告)
Hikaririka(プロフ) - 七巳流さん» これからどうなるんでしょうね、ふっふっふ…(不敵な笑み) (2022年7月2日 17時) (レス) id: aa52a3539d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゃむねこ@元Hikaririka | 作成日時:2022年6月15日 17時

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