【乱歩落ち】笑った、その衝撃で息を忘れた参【文スト】【ヒプマイ】

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銃兎｢貴方今さっきまで泣いてましたし、今回は特別です｣

｢…ドライブ？｣


銃兎｢つまりそういう事です｣


と、言うか……こんな道あったんだな。

しょうがないでしょ、車持ってないんだから。
そもそも行く気になれないし。


ふと、バックミラーに自分が写ってるのを見てたら泣き腫らした跡があった。
嗚呼、まだ消えてないんだ。


感謝しなきゃ、だね。




｢ありがとう、銃兎さんも左馬刻も｣


銃兎｢……ま、請求は左馬刻にでも持ちかけますか｣

左馬刻｢ア"？クソポリ公がよォ…｣



左馬刻は運転している銃兎さんに向けて中指を立てた。
そしたら銃兎さんは反抗して鼻で笑った。


…二人の間がバチバチ過ぎて入れないわ。

警察とヤクザの喧嘩って恐ろしいよね。
多分誰か死ぬ。



｢そういや、メモしか残してないんだよな……大丈夫かな、探偵社の皆｣

銃兎｢…貴方も大概でしたね｣


｢…ｿｳｼﾞｬﾅｲﾄｵﾓｳ｣

グサリと心に言葉のナイフが突き刺さり、いじけたのでカタコトになってしまった。
が、まぁ問題ないだr…


左馬刻｢なんて言ってるか分かんねーよ｣


問題あったし。
やめてよ言いかけてたんだから。


心の中だけども。


心の中だって別に良いだろう。



｢……心配かけちゃってごめんね｣



このポツリと呟いた言葉に二人は笑って許してくれた。

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