笑った、その衝撃で息を忘れた【文スト】【ヒプマイ】

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｢わ〜、美味しそうだね！今日は二人一緒に作ったの？｣



目の前には鍋がある。

ネギや豆腐、肉など沢山の具材。



香ばしい匂いが辺りに広がる。





二郎｢え、何で分かったの？｣


｢だって、二人の切り方がそれぞれ違うから｣




大雑把な切り方、繊細な切り方、材料事に違うし。

長年一緒に居るからね！



何か、綺麗な眼差しを向けられてる気が…。





空却｢良く分かったな。拙僧は見分け付かなかったぜ｣


一郎｢ちなみに俺はオレは気付いてたぞ〜｣



｢さっすが一郎｣




言葉を交わしながらそれぞれ席に座る。
山田家は定位置、私達は空いてる席に。


いただきます、で皆食べ始めた。




｢もうこの人数での食事も慣れたもんよね｣


一郎｢最初さ、空却居てカチコチだったもんな｣




昔を思い出すな……特に空却が来た時。
凄い丁寧で行動も緊張してるのか卒業式みたいだったし。


少し笑っちゃったよ。


一郎は苦笑いしてたし、空却は仲良くしようと試行錯誤してたし。


空却の必死さは中々忘れられんわ〜。




三郎｢そういえば、最近またグラスホッパーが流行ってるらしいな｣


｢…らしいね｣



私、潜入したばっか。
気まずい。




一郎｢まぁ今は銃兎さんが捕まえてくれたから一安心だけどな｣




犯人は捕まってない。
テレビに映ってたやつは、仲間なだけ。


うん、もう何も言わないでおこう。


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今日から中学生の仲間入りだ！

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