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ナオミ「あ、あれ?」


「どうされました…?」



バッグの中をゴソゴソと漁る谷崎さんが心配になって、つい声をかけた。

その様子は少し涙目になっている。



やはり美人だけあるなぁ、なんて感心してる場合じゃないな。

今思ったけど、私変態か?




ナオミ「お兄様に貰った…ネックレスが無いんですの……どうしましょう」


「…特徴は?」


ナオミ「え?えーと、青い雫をしたものとネモフィラが特徴ですわ」




青とネモフィラ、か。
でも少し目星は着いている。



「私も、探してみます」


ナオミ「ッ〜ありがとうございますわ!」




少し泣きそうな顔を笑顔にして、お礼を言ってくれた。


やっぱり美人は笑顔が似合うんだな、可愛い。
……やっぱり私、変態かもしれない。




……みんなが居なくなってからが、決行って所かな。

バレても嫌だし。




多分、十一時頃にはみんな居ない。







時間が経ち十一時頃になった。


私は一応部屋の隅から観葉植物の間など様々な所を見たがやっぱり見つからない。
谷崎さんがウソを付くとは思えないし。




扉は……また開かない。
耳を澄ましても誰も居ない。


一番最後に出たのは…梵さんだ。



ますます怪しいな。




「やっぱり」


鍵付きの引き出しにピッキングして開けると、私のボールペンと谷崎さんのネックレスがある。

犯人は梵さん。




とりあえず家に帰って明日渡すか。




昨日の様に窓から身を乗り出して降りた。

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Hikaririka(プロフ) - ペコさん» ありがとうございます!これからも読んで下さると凄く頑張ります!! (2022年3月29日 13時) (レス) id: aa52a3539d (このIDを非表示/違反報告)
ペコ - このお話面白いです!これからも無理しない程度で、更新頑張ってください。 (2022年3月29日 13時) (レス) id: 9c3f65fa27 (このIDを非表示/違反報告)
- お節介でなくて良かったです…これからも連載がんばってください!! (2022年3月28日 8時) (レス) @page13 id: 9bee9bd17c (このIDを非表示/違反報告)
Hikaririka(プロフ) - 椛さん» ご指摘有難うございます!間違えました…。お節介だなんて思ってませんし、これからも見て下さると嬉しいです! (2022年3月27日 22時) (レス) @page3 id: aa52a3539d (このIDを非表示/違反報告)
- タブレットとかで打ち方わかんないのかなぁと思ってお知らせしました…お節介だとスミマセン… (2022年3月27日 22時) (レス) @page1 id: 9bee9bd17c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゃむねこ@元Hikaririka | 作成日時:2022年3月18日 7時

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