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155. ページ5

乱歩「……ちょーっとストップ。抱き着くのは止そう」


蒼「……何で?今さッき君、感動のご対面ッて云ッたじャん」


乱歩さん、目が開いてるよ片目だけ。
いや、そんな事はどうでも良くて、今は目の前の事に集中しよう。


乱歩「其れと此れとは訳が違う。Aは僕の!だからね。彼氏以外の男と抱き合わせる訳無いよ」



べーっ、と出して蒼兄さんに舌を見せた。
そんな様子に、一瞬驚いた表情をまた見せたがすぐにニコニコとした顔になった。
今さっきの少し違う、本心から……喜んでる?



蒼「じャあ、将来君の義兄さんに俺はなるんだねェ!君みたいな子が義弟になるなんてすッごく嬉しいよ!」




……これが、俗に言う爆弾発言と言う事はよく分かった。

いやいやいや、端からやめて欲しい。
やめてよ?せっかくの感動のご対面なのに喧嘩を見る羽目になるとか嫌だからね、私。

蒼兄さん、の目は上機嫌だし……乱歩さんはもう閉じちゃって分からないし。

うわぁ、分からないのが怖いって知ってるんだからな!



確かに私が院に居た時は蒼兄さんは一番上だった、だから乱歩さんよりも上なのも把握している。



乱歩「__ふっ、あっははは。いいねぇ、お前が義兄になるのか、それじゃ毎日が楽しそうだ」

蒼「おッ、名探偵さんからそう云われて光栄でーす!」



……いや仲良くなってんじゃねぇよ!

と今までの心配を叫んで、部屋に木霊したのは少し失態かもなと思った。




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与謝野さんお誕生日おめでとう!!
あと、何となくしか話が進んでなくて申し訳ない……。

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作者名:しゃむねこ@元Hikaririka | 作成日時:2022年11月5日 20時

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