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太「まあ冗談は置いておいて、接吻くらいはしたかい?」

貴「せっ!?」

ナ「まあ、どちらからですの!?」

目を輝かせるナオミちゃん。太宰さんがにやにやしている。接吻どころか恋人ですらないっての…!


貴「だ、だから私と乱歩さんはお付き合いしていないんですって…!」

必死に弁解するもにやにやの顔を向けられるだけである。この二人、私たちの関係どうこうよりこの状況を楽しんでいやがる。


ナ「でもでも、恋人になるのも吝かでは無いのでしょう?」


うっ、核心を突かれた。

貴「い、いや…わ…私なんかが乱歩さんとなんて…烏滸がましいにも程があるというか…」

そう、私はあの人とお付き合いできるほど大した人間ではないのだ。
乱歩さんは他人に大きく興味を引かれることがあまり無い。私自身に興味を向けられていないとは思わないが、恋人だの何だのという話になると「はぁ?」と呆れられるのが目に見えている。


谷「そういえば…乱歩さんの御両親ッて、常人じゃ歯が立たないくらい頭脳明晰だッたんでしたッけ?」


あれ、谷崎さん、どこでそんな話を。
私はその話を知っていたが、乱歩さんに関してその手の話はなんとなく御法度だと思っていた。
太宰さんも知っていはいたらしく、「そうらしいね」と頷いている。


太「何も乱歩さんと恋仲になるのは、必ずしも頭脳が必要というわけではないだろうけど…」

谷「あるともっと楽しいンでしょうけどね…」

ナ「Aさんならその辺も諸々カバーできそうですわ」

貴「あれ?なんで私が乱歩さんとお付き合いする前提でお話が進んでるんですか?」

太「はは。いやいや、ただの余興さ」


嘘をつくな。

3人の会話(会議?)を聴きながら眉間に皺を寄せていると、事務所のドアが開いた。

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(プロフ) - 5ページ 太宰さんに乱歩さんに 乱歩さんを ではないでしょうか?  (2021年3月28日 22時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 3ページ 丈が眺めの 眺め ではないと思います、、 (2021年3月28日 22時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
飛花落葉(プロフ) - みずさん» 嬉しいです!ありがとうございます! (2018年8月13日 19時) (レス) id: 3b14457373 (このIDを非表示/違反報告)
みず(プロフ) - 乱歩さんに萌えました。あなたとあなたの作品が好きです心から。 (2018年8月9日 6時) (レス) id: 40c42479fe (このIDを非表示/違反報告)
飛花落葉(プロフ) - 通りすがりの変人さん» 嬉しいです!頑張ります!読んで頂きありがとうございます〜! (2018年5月27日 5時) (レス) id: a4f8881ef2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:飛花落葉 | 作成日時:2018年3月21日 15時

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