滝夜叉丸と三木ヱ門 ページ19
｢滝夜叉丸、三木ヱ門｣
僕は言い争いをする2人より声を大にしてそれぞれの名前を呼んだ。
当然驚いた顔でこちらを見る滝夜叉丸と三木ヱ門。
犬猿の仲といえど何故か息ぴったりなところは文次郎と留三郎にそっくりだ。
でも4年生全員揃うとバラバラなのはどうしてだろう。
思い出す度苦笑してしまう。
滝｢A先輩がどうしてここに！？｣
三木｢先輩は昨日食満留三郎先輩の鉄双節棍と潮江文次郎先輩の10�舛修蹐个鵑鬚發蹐房�けて重症だって……｣
｢重症って…そこまで話が大きくなってたんだね…｣
三木｢外に出て大丈夫なんですか？｣
｢うん、伊作に許可もらったしこのとおりピンピンしてるよ！｣
僕は軽く跳ねながら言った。
滝｢それならいいんですけど…でも安静にしててくださいよ？｣
滝夜叉丸は何故か目を逸らしながらボソボソ呟いた。
滝夜叉丸が僕のことを心配するなんて初めてだ。
というのも僕は昔何故か滝夜叉丸に嫌われていたから。
｢滝夜叉丸が心配してくれるなんて初めてだね｣
滝｢そ、そうでしょうか？｣汗
さっきまで三木ヱ門と言い争っていた時とは違って、たくさんの冷や汗をかきながらオロオロしだす滝夜叉丸。
三木｢いや、だってこいつ…｣
滝｢あぁぁぁぁぁぁあ！！！｣
うるさっ！
三木ヱ門が何かを話そうとするのを滝夜叉丸は阻止した。
そして滝夜叉丸愛用の輪子を三木ヱ門に投げつける。
｢え？え？え！？｣
僕は混乱した。
だって三木ヱ門に向かった輪子はいつの間にか僕の方に向かってきていたから、、
滝三木｢先輩！！！｣
僕って実は不運なのか？
そういえば最近伊作のそばにいることが多い気がする。
伊作と距離を置いてる時は何も無いし…。
もしかして伊作のそばにいると毎回こんな事起こるのか！？
って輪子が近づいてきてるのにこんなこと考えてる場合じゃないよね？
そのつかの間。
三木ヱ門が僕に飛びついてきた。
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もしゃどーる(プロフ) - あーーさん» あーーさんありがとうございます！！更新頑張ります｡°(°´∀`°)°｡ (2021年3月17日 19時) (
レス) id: 105769ebda (このIDを非表示/違反報告)
あーー - この小説大好きです！ (2021年3月17日 17時) (レス) id: d228b33f0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もしゃどーる | 作成日時：2020年9月11日 12時
