的当て競技 小平太side ページ37
Aの代わりにくの一が加わり的当て競技が始まった。
みんな驚きを隠せずにいるが私はそんなのどうでもいい!
今ここで誰よりも点を取り、Aにかっこいい所を沢山見せるのだ!!
と思ったが。
桜「はっ!」
6、5年生「なっ?!」
序盤から彼女が当てた的は紛れもない100点中の100点だった。
小「なかなかやるなー!」
留「小平太!!関心してるバヤイか!!」
文「俺達も続くぞ!」
雷「ど、どうしよう!!」
三「雷蔵落ち着け!くの一は俺達のチームだ!!」
私の周りを皆が駆けた。
私は体を止めて滝夜叉丸の傍にいるAを見つめた。
決して彼女が見ている者が自分とは限らない。
それはわかっている。
それでも私も彼女の事が好きだ!!
大好きだ!!
小「Aー!!見てろー!!イケイケどんどーん!!」
私は彼女に向かって笑顔で叫んだ。
予想はしていたが驚いた顔をしてその後に笑顔で手を振ってくれた。
これはAのために頑張らなきゃいけない!!
伊「小平太!!僕だって負けるつもりないよ!!」
長「小平太今叫ぶのは良くない」
仙「そうだぞ!Aの体に響く!」
小「細かいことは気にするな!!」
そうだ、誰がなんと言おうと彼女は笑顔で私の声に応えてくれた。
それは紛れもない事実なのだ。
―…A…絆創膏貼りすぎじゃないか?…―
―…細かいこと気にしない!!…―
―…そ、そうだな!…―
彼女がくれたその言葉はいつでも私に勇気をくれる。
出会ったあの日からずっと…。
いつの間にか口癖になってしまったな。
私はもう一度彼女を見てからまた戦場に戻った。
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もしゃどーる(プロフ) - つくもがみさん» コメントありがとうございます!!楽しんでもらえて良かったです!!更新頑張りますね^^* (2020年9月7日 2時) (レス) id: 105769ebda (このIDを非表示/違反報告)
つくもがみ - あぁ、すっごい好きです。これからどうなるのか楽しみ。更新、無理せず頑張ってください。 (2020年9月6日 15時) (レス) id: 5dd14ac0cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もしゃどーる | 作成日時:2020年6月9日 22時