ごめんね ページ15
仙「留三郎」
現れたのは仙蔵だった。
仙蔵は僕を留三郎から守るように抱きしめ、睨んだ。
仙「留三郎これはなんのつもりだ」
留「…すまないっ…俺も、どうかしてた…」
仙「これはやりすぎだ」
仙蔵の言葉に留三郎は黙ってしまう。
「僕の、せいで喧嘩、してるの?」
仙「A?」
「仙蔵、留三郎を怒らないで…」
仙「…」
仙蔵は留三郎を睨むのをやめて僕を見る。
「僕は留三郎の言う通り隠してる事沢山あるよ」
留「…」
「でも今は言えない」
留「そうか」
留三郎は僕に一言「すまない…頭冷やしてくる」と言って倉庫から出ていった。
留三郎がいなくなったことを確認すると震える僕の体を再度強く抱きしめた
ここで普通は泣くんだろうけど僕は泣かなかった。いや泣けなかった。
留三郎…ごめんね。
80人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もしゃどーる(プロフ) - つくもがみさん» コメントありがとうございます!!楽しんでもらえて良かったです!!更新頑張りますね^^* (2020年9月7日 2時) (レス) id: 105769ebda (このIDを非表示/違反報告)
つくもがみ - あぁ、すっごい好きです。これからどうなるのか楽しみ。更新、無理せず頑張ってください。 (2020年9月6日 15時) (レス) id: 5dd14ac0cc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もしゃどーる | 作成日時:2020年6月9日 22時