87話 ページ8
「いらっしゃいませ。おや初めて見る方ですね蘭さんのお友達ですか?」
『こんにちは。初めまして。在原桜です。』
「安室透です。で、こっちは…」
「松本景です。」
……シフトモロかぶりじゃーーーーーん😇
「今日は梓さん居ないんだー。」
「ちょうど買出し中でね。僕らは店番を頼まれてるんだ。」
……え?
何があったのレイ。コナンくん警戒しまくりじゃないか。
「Aさんこっちに座りましょ。」
『あ、うん。コナンくんも行こ。』
「うん!」
この中身が17歳とは思えないなぁ……。
無邪気に座るコナンくんを見て私はしみじみと思うのだった。
🐾🐾🐾🐾
「へぇ、東都大学に!」
『うん。単位はちょっと危なめ。なにせ出席日数が危ういからね。』
「そ、そうなんですか。」
そういう設定だよ(遠い目)
「ご注文の品でございます。」
ヒロも元気そうでよかったな。
『ありがとう。松本さん達はおいくつなんですか?私と同い年そうにみえますが。』
すると2人とも死んだ魚のような目をした。
「僕らは今年で29ですよ。」
もうそんな歳か。
「え、そうだったんですか!?」
蘭ちゃんもコナンくんも驚いている様子だ。
「ンニャァ」
「「……!」」
『可愛い猫だね。さっき入店した時に入っちゃったかな?』
「あ、大尉!」
た、大尉ぃ?そんな名前なのかい君。
しかし猫は違うという。
『……この子ここら辺に引っ越してきた子かな?』
「え?どうしてそう思うの?」
『野良にしては綺麗すぎるしね(適当)……後は勘だよ。』
猫も私の1部だからなのか私は猫が訴えようとしていることぐらいは分かる。
「確かに今飼い主を探してるよ。」
『やったアタリだ。』
「それにしてもAさんによく懐いていますね。いつもの大尉だったら警戒するのに。」
私が同族な気がするからだからだろうか。
「ニャ」
大尉と呼ばれた猫は私の鼻に自分の鼻を当てた。
『あはは、初めまして大尉。』
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作者名:チョコミントティラミス | 作成日時:2023年8月16日 16時