恋19 ページ21
それから撮影が始まり何テイクか録り終える。
そして出来上がったCM確認。
「君は僕を見てるでしょ?」
『刺激と甘さをくれるカレと』
「俺と二人で遊びに行こっか?」
『甘酸っぱい気持ちをくれるカレ』
『まるでそれはソーダとイチゴのようで…』
「二人との恋はぷっちゅの味、あなたはどっち?」
「「今ならファイルが貰えます」」
なんだこのCMめっちゃはずい…。
「Aはこうゆう撮影のオンオフが激しいのよね」
こんなん冷静でいられるわけないよ!!
相手があんなイケメン二人だったら尚更!!
「お疲れ様でした」
「お疲れ様でした!」
「お、お疲れ様でした!」
挨拶をされたので慌てながら挨拶を返す。
「そういえば一度センターを変えられたことありましたよね」
「…えぇ、まぁ」
「失礼かもしれませんが安定感もある中足りなさもありました」
「「え?」」
確かに和泉一織さんがセンターの時は安定感もあり自然だった。
「でも、七瀬さんがセンターに戻ったときIDLiSH7って感じました」
だから私は思った。
「IDLiSH7のセンターはやっぱり七瀬さんだけですね」
そう伝えると何故か先に。
「そう言って貰えて嬉しいです、ありがとうございます」
和泉一織さんが答えた。
「何で一織が先に言うんだよー!えっと、ありがとうございます!」
「は、はい…」
「すみません、それではここで」
「あ、はい!またよろしくお願いします」
マネージャーの小鳥遊さんと私のマネージャーが挨拶を済ませて私と出る。
「みんなが盛り上がるの解る」
「私もですよ」
「どうかしましたか?」
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作者名:歌菜子 | 作成日時:2020年4月27日 16時