ご主人様はアイドルでわんこ!? (ページ26)

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4月1日ページ26

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いつもとは違う、タイトスカートのスーツを身にまとい飛貴様より一足先に家を出る。

コネ入社という形になってしまったが、私は今日からジャニーズ事務所の社員となった。

今年は例年以上に採用された人が少ないということで入社式はほぼないような感じ。

広めの会議室で社長たちからのお話を聞いてそのまま研修へ。

研修はそれぞれ先輩1人に新入社員が付いてご指導いただくという形。

私の担当はJr.全般を担当される仁川さん。

仁川「じゃあAさん、行きましょう」

A「はい、よろしくお願いします」

仁川「まずは事務所内紹介するね。」

そう言って前を歩く仁川さんの少し後ろを歩く。

仁川「そう言えばAさんは何でここに入社したの?」

A「頼まれたから、ですかね」

仁川「頼まれた?」

A「はい」

仁川「誰に? ウチのタレント?」

A「はい」

仁川「え、その人とはどうゆう関係なの?」

A「いわゆる幼馴染的な感じだと思います。」

仁川「誰だ?」

A「私の独断で名前出せないので、必要でしたら滝沢さんに聞いてください」

仁川「なんか色々あるのか」

A「そうですね」

仁川「まぁ困ったことあったらいつでも言って! 見ての通りこの事務所のマネージャー職の女性ってほとんどいないからさ」

A「ありがとうございます!」

話しながらも大まかな部屋を説明して頂いたところでちょうどお昼に。

仁川「じゃあここでお昼にしよっか。食堂行こう」

ということでおいしいと話題の食堂でお昼ご飯を頂き、今度は所謂新しいほうの稽古場へ。