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飛貴side



Aが1週間ほど家を空けている間、他のハウスキーパーが来てくれてたし、別に俺自身、何も出来ない訳では無いから不自由は一切なかった。

けど俺は不機嫌だ。

1人っきりの部屋で拗ねているとAが入ってきた。

しばらく何か考えてからこっちに寄ってきて、ベットの前に膝を着く。



A「ちょっと失礼します」



そう言って俺のおでこに手を当てる。



A「お熱は無いようですね
どこか具合悪いですか?」


飛貴「別に」



素っ気ない返事。



A「私不在の間ちゃんとお休みになれましたか?」


飛貴「ふつう」



Aが心配してくれてるのにこんな素っ気ない返事しかしない自分にちょっと情けなくもなる。



A「そうでしたか
あ、キッチンのお掃除ありがとうございます」


飛貴「キッチン?」


A「片付けてくださったの飛貴様じゃないんですか?」


飛貴「いや、俺だけどなんでわかったの?」


A「生ゴミ捨て忘れてました」


飛貴「え、ウソ」


A「ウソです」


飛貴「ちょっと!!」


A「すみません(笑) 飛貴様、元気そうですね」


飛貴「あ」


A「新しい茶葉を御屋敷の方から頂いてきましたので、いかがですか?」


飛貴「飲む」


A「分かりました
こちらにお持ちしますので飛貴様は」


飛貴「俺も降りる」


A「分かりました」

・→←遅くなりましたが



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作者名:☆ゆゆまる☆ | 作成日時:2020年3月7日 19時

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