2人っきりのお夕食 ページ3
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今日は次のライブのレッスンで遅めのご帰宅の飛貴様。
なのでお夕食は飛貴様のお部屋で2人で摂ることに。
2人でのお夕食の時は飛貴様のご要望で私が作ることになっている。
飛貴「このハンバーグ美味い!!」
A「お口に合って幸いです」
飛貴様はどんなお食事も美味しそうに食べてくださる。
そのお顔を見ると私までとても嬉しくなる。
飛貴「顔、ソースついてる?」
A「え、あ、いえ、大丈夫ですよ」
飛貴「Aじっと俺の顔みてるからソース付けちゃったのかと思った」
A「すみません、あまりにも美味しそうに食べて下さるのでつい」
飛貴「そっか」
しばらく食べているとカチャンとお皿の上にフォークとナイフを置く音がした。
何となく見るとまだお食事は残っている。
A「飛貴様?」
飛貴「あのさ、」
もしかしてやっぱり美味しくなかった?
でも失敗するようなことしてないし……。
ハンバーグの気分じゃないとか?
あ、ソースにトマト使った……。
それだ
A「すみません!!」
飛貴「え?」
A「私とした事が、ソースにトマトを。すぐに新しいのを」
飛貴「大丈夫だから
そうじゃなくて、Aに話しておきたいことがあるの」
新しいメイド見つけたからもう要らないとか?
どうしよう、そんなことになったら……。(焦)
飛貴「A?」
A「飛貴様、何でもしますから解雇だけは、解雇だけはしないでください!!」
飛貴「もう、相変わらず早とちりのネガティブなんなだから
まだ俺何も言ってないから。ちゃんと聞いて
俺がAに『やめろ』なんで言うこと絶対にありえないから。
A以上に俺のことわかってくれて、考えてくれる人居ないから。」
A「でしたら一体……。」
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作者名:☆ゆゆまる☆ | 作成日時:2020年3月7日 19時