心臓カテーテル検査(大橋、高橋、道枝) ページ28
恭平side
今日はAの心臓カテーテル検査の日。
恭平「A〜、そろそろ時間やから行こか？」
A「……」
恭平「どしたん、怖い？」
A「うん…」
恭平「大丈夫やで、大橋先生とみっちー待っててくれとるから検査室行こか？(撫」
不安で今にも泣き出しそうなAの背中を押して、とりあえず検査室に向かう。
大橋「お〜きたきた！A、待ってたで〜」
A「……」
大橋「ん、怖いなぁ？すぐにはやらへんから大丈夫やからね(撫」
明らかに表情が曇っとるAに大橋先生が優しく声を掛ける。
大橋「とりあえずモニター付けてもらおかな」
道枝「はい。A、ベッドに横なれる？」
A「…ん…」
道枝「今から心電図だけ付けさせてもらってええ？」
A「え…」
恭平「大丈夫大丈夫、痛くないしつけるとき以外はタオル掛けとくからな？」
A「…わか…った…」
今日のAは明らかに無理しとる。
いつもやったら割とすぐ抵抗するんに。それくらい今日は緊張や不安があるってことやんな、、
恭平「じゃあちょいごめんな、胸出さなあかんから服上げさせてな？」
A「ん、、」
道枝「じゃあ付けてくな〜ちょっと冷たいけどごめんな？」
A「ね、、ま、、まだ？」
道枝「もうちょっとなぁ…はい、おわり！タオル掛けとこな〜」
痛くはないけど恥ずかしいやろうし、そんなAの気持ちを汲んでなるべく早く終わらしてくれたみっちー。
こっからはいよいよカテーテル検査に入ってくけど大丈夫やろか、、
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作者名：らいおん♪
| 作成日時：2023年1月11日 23時
