【呪術廻戦】有限の眠り姫1

24話 ページ26

〜回想終了〜


釘崎「長生きしろよって
　 自分が死んでりゃ世話ないわよ
　 あんた、仲間が死ぬの初めて？」

伏黒「タメは初めてだ」

釘崎「ふーん。その割には平気そうね」

伏黒「お前もな」

釘崎「当然でしょ。会って2週間やそこらよ
　 そんな男が死んで泣きわめくほど
　 チョロい女じゃないわよ
　 チッ、ったく」


伏黒side

そう言う釘崎は
唇を嚙みしめていた



釘崎「あいつより、名前先生よ
　 全然起きないじゃない」

伏黒「・・・」

真希「何だ、いつにも増して
　 辛気臭いな、恵。お通夜かよ」

伏黒「禪院先輩」

真希「私を苗字で呼ぶんじゃねぇ！」

パンダ「真希、真希！」

真希「今、話し中だ」

パンダ「し、知らないのか？
　 あいつらが暗い訳」

真希「何のことだ」

パンダ「マジで死んでるんですよ
　 昨日1年坊が1人」

狗巻「おかか」

真希「は、や、く、言、え、や！これじゃ私が
　 血も涙もねぇ、鬼みてぇだろ！」

パンダ「実際そんな感じだぞ」

狗巻「ツナマヨ」

釘崎「何？あの人たち」

伏黒「2年の先輩」

パンダ「後輩にはもっと優しく接しないと」

真希「甘やかすだけが優しさかね」

伏黒「禪院先輩。呪具の扱いなら学生一だ
　 呪言師、狗巻先輩
　 語彙がおにぎりの具しかない」

パンダ「でも憂太といる時は少し丸くなるよな」

伏黒「パンダ先輩。後1人、乙骨先輩って
　 唯一手放しで尊敬できる人がいるが
　 今、海外」

釘崎「あんた、パンダをパンダで済ませる気か」

パンダ「いや〜、すまんな、喪中に
　 許して！この通りだ」

真希「名前さんに生き返らせてもらえばいいだろ」

狗巻「おかか」

パンダ「え、名前さんは今、その1年を
　 生き返らせようとして眠ってるんだよ！？」

真希「は！？」

パンダ「もういい加減にしなよ、真希・・・」

真希「知らなかったんだよ！！」

伏黒「で、何の用ですか」

パンダ「実は、お前達に京都姉妹校交流会に
　 出て欲しくてな」

釘崎「京都姉妹校交流会？何？それ」

伏黒「京都にあるもう一校の高専との交流会だ
　 でも2，3年のメインのイベントですよね？」

真希「その3年のボンクラが停学中なんだ
　 だから、お前ら出ろ」

釘崎「その交流会って何するの？」

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